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教養セミナー
第3回:レポートの書き方
2017.04.27
資料置き場
今回の資料は、以下に置いてあります。
http://sun.ac.jp/prof/yamagu/2017ES/ESeminar03.pdf
2017.04.27
基本的なルール
文章を書く
内容・構成・書式は、出題した先生に従う
提出する前に、ゆっくり読み返す
誤字・脱字・不自然な日本語を修正する
提出期限を守る
2017.04.27
文章を書くときの注意事項
語調を統一する「…である。」「…する。」「…という。」を推奨する
地の文では、体言止めを使わない
箇条書きは、前後に説明文を入れる
括弧書きは無くても意味が通じるように書く
記号のフォント(字形)に気を付ける
F, F, F, F はすべて違う記号なので違うものを表す
2017.04.27
一般的なレポートの構成例
1. 表紙(または表題)
講義名・課題名・提出日・学籍番号・氏名
2. 序論(課題の説明)
課題のテーマそのままだけではなく、課題の解釈やどういう視点で論じているかなども書く
3. 本論
4. 結論(まとめ)
5. 参考文献
2017.04.27
レポート構成の具体例
後期プログラミング基礎演習では、レポートを次のように構成してもらいます:
表紙 課題の説明 考え方の説明 プログラムの説明 実行結果 考察 まとめ 参考文献(あれば) 付録:ソースコード 2017.04.27
序論
本論
結論
文章の作り方の例:全体の構成
1. 議論するなど、十分に考える
2. 細かい要点をいろいろ書き出す箇条書きでよいので書き出してみることが大切
(ちょうどよい言葉・表現を探しましょう)
要点だけ、ではレポートとは言えません
3. 結論はどれか。なければ 1 に戻る
4. (動機・目的・)着眼点を明確にする客観視が重要。着眼点は序論になる
5. 要点のそれぞれを文章で丁寧に説明する
2017.04.27
文章の作り方の例:丁寧な説明
要点の細部を書き出す
各項目で語るべき内容を書き出す(理由・条件・経過・結果など)
…十分な量になるまで繰り返す
全体で見て、同じ内容が無駄に反復されていないか、確かめる
論理性に注意して文章にしていく
原因か結果か?順接か逆接か?それとも並立する内容なのか?
2017.04.27
レポートを書いていただきたいので…
今日の後半は、班で議論してもらいます。
以下の流れ:
1. 今日のグループワークのやり方(付箋の使い方)
2. 課題
3. レポートの書式について
4. 議論のヒントなど
5. 班に分かれて議論
レポートの執筆自体は宿題2017.04.27
この時間はここまで
議論や考えのまとめ方の例
2017.04.27
全員で付箋に意見や考えを書く 10~20文字くらい。キーワードだけでもよい
説明が足りなければ付箋を追加する 小さなことでも書く 重複していて構わない(後でまとめるので)
付箋を移動して、似たもの、同じ視点から見ているものを少しずつまとめていく 無理にまとめようとしなくて良い まとまりに名前を付けて、名前を書いた付箋を
追加する まとめているうちに気付いた意見も追加する
論理的なつながりに従って並べ替える
課題
テーマ:狼煙と携帯メールの相違点・類似点
1. 班内で議論し、統一した見解に至りなさい
2. 班の統一見解を、各自、自分の言葉で、レポートにまとめなさい
A4片面1段組み1枚(今回は表紙不要)
3. Wordのファイルを Live Campus から提出
締切:5月10日24:00
2017.04.27
のろし
今回のレポートの書式
2017.04.27
序論
本論
結論
参考文献(あれば)。詳細は次回説明するがあるなら必ず書くこと。
表題。テーマそのままでもよいし、内容をより精確に表した表題をつけてもよい
班・学籍番号・氏名。忘れないこと!
書式の概要フォント:• 本文は10ptの明朝体• 見出しは12ptのゴシック体• 表題は14ptのゴシック体
配置:• 基本的に左揃え• 表題と班・学籍番号・氏名は
中央揃え
視点の統一
一つの話(たとえば段落)の中では、ものの見方をそろえましょう
例)リンゴと唐辛子を比較しなさい
リンゴは甘く、唐辛子は辛い。↑「味」という視点で比較している
リンゴは丸く、唐辛子は細い。↑「形」という視点で比較している
リンゴは丸く、唐辛子は辛い。↑言っていることは間違っていないが、
視点が定まっていない2017.04.27
議論のヒント
少数意見を大切にしましょう安易に多数決を採ってはいけません
いろいろな視点を考えて、その中から一つ選びましょう
どういう視点があるでしょうか?班内で視点について合意する必要があります
本論となる項目は、視点が統一されていますか?
いろいろなことが書けそうな視点はどれでしょう?
深い議論をするには、視野をせばめましょう視野をせばめていく過程は、よい序論になります
どういう人が使うでしょうか?使う人以外の部分で何が起きているかも想像しましょう
2017.04.27
もうちょっとヒント
まず最初に:
携帯メールの仕組みを想像しよう
狼煙を使った伝達システムの全体像を想像しよう
↑ここで想像するものが全員で共有できないと、そのあとの議論がずれてしまいます。
それぞれの仕組みを比べる。「携帯メールにおいては自動化されている」ことを除いて、似ているのは、仕組みのどの部分でしょうか?
2017.04.27
議論の時間
各班、残りの時間で、統一見解に至って下さい。
A班(穴田先生) W316 D班(松崎先生) W311
B班(山口) W307 E班(松田先生) W315
C班(加藤先生) W303 F班(吉田先生) W306
今日は、各部屋に分かれたまま、解散。
この授業時間内に全員が納得できる見解が作れなかった班は、全員が議論できる時間に集合して、続きをやってください。
図書館の「グループ閲覧室」などが使えます2017.04.27
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