水戸市 自転車通行空間「車道混在」の整備事例 …...茨城県 堺市...

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茨城県

堺市

茨城県水戸市案内図

水戸市

611km 自転車で31時間

幹線市道39号線

L=2,600mW=28m~40m最大6車線→4車線に変更

国道50号BP

自転車の通行位置ごとに断面交通量を計測し,整備前と整備後を比較

自転車通行空間「車道混在」の整備事例~幹線市道39号線~

水戸市Mito City

幹線市道39号線における自転車通行空間の特徴

調査日平成28年12月13日(火)※整備前

昼間12時間交通量(7時~19時)

水戸駅 片側3車線の道路を2車線化!2車線分をまるまる自転車通行空間に転用

車線幅員を1車線あたり25cm削減!

幅員1.0m以上の自転車通行空間を実現

整備効果の検証

幹線市道39号線は水戸駅南側の玄関口!

駅南中央交差点

駅南中央交差点

46/123

8/239

調査日(整備前)平成28年12月13日(火)7:00~9:00

駅南中央交差点

調査日(整備後)平成30年3月16日(金)7:00~9:00

整備前 整備後

54/362≒15%

250/278

80/133

330/411≒80%

車道左側を通行する自転車は全体の15%にとどまり,特に水戸駅方面に向かう自転車は,車道逆走や歩道通行が頻発していた。水戸駅からの自転車通行は,高校生を中心に信号のない交差点の危険な横断を伴う裏道利用の自転車が多く,交通事故も発生している状況であった。

信号のない交差点の危険な横断を伴う裏道利用の自転車が多かった

整備後に,沿線高校や警察と協力し,立哨による通行指導を実施した結果,車道左側通行遵守率は80%にまで向上した。また,裏道利用は,沿線高校が生徒に通行自粛を呼びかけた結果,通行する自転車がほとんどいなくなり,幹線市道39号線の車道左側を通るようになった。

整備前

整備前

整備後

整備後

工事概要

工事名

幹線市道39号線自転車通行空間整備工事

工期

平成29年10月14日から平成30年3月15日まで 153日間

工事費

40,176,000円 (防災・安全交付金(道路局)事業)

工事概要

施工延長 L=2.6km

矢羽根 W=0.75m N=448箇所, W=0.90m N=217箇所

ピクトグラム N=168箇所 区画線W=0.15m L=4,938m

幹線市道39号線実走行動画

水戸駅→国道50号(南行き)

幹線市道39号線実走行動画

国道50号→水戸駅(北行き)

水戸市自転車利用環境整備計画のwebページもご覧ください

路面表示構造図(一部抜粋)

N

全線にわたり「駐停車禁止(降車を除く)」!

駐停車禁止規制外の脇道で荷卸

既存の交通規制を活用 クルマ利用者への啓発 大手配送企業も協力

自転車通行空間の確保を交通規制上も担保

自転車の車道左側通行の遵守率が向上

歩行者と自転車が分離されている

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