ViewsがわかるとDrupalがわかる！

Vol.1 ANNAI LLC 紀野 惠

目次 Drupal コンテンツ管理の発想

Viewsの役割

Viewsの4W2H

なにを？ が操作のキモ いろいろなフィルターについて デモ　（Contexual filter , Relationのさわり部分）

データを統一して扱う。どういう意味？

Drupalの発想

例えばフォーラム機能

WordpressのフォーラムプラグインbbPress

元々WPとは別の単体アプリケーション。

アカウントなどを連結している。

Drupalの発想

フォーラム、SNS、E-CommerceもDrupalコンテンツ

CMS自体を作るフレームワーク

コンテンツ作成 保存

加工・表示　が大枠の流れ

Drupalは保存時に加工しないのも特徴

CMSコンテンツのフロー

Viewsはコンテンツの 『加工/表示 ＝ 再利用』に関するモジュール

Viewsの役割

基本的にはリストを作るモジュール（一件だけの表示もOK）

Drupal内のコンテンツ・データをすべて扱う事ができる。

テキスト・コンテンツ（Node, Entity) 画像などさまざまなファイル ユーザー情報 コメント カテゴリー情報 取り込んだ外部ソース・DB

Viewsが扱えるデータ

データの取り出し（SQL）だけでなく表示部分まで担当する

普通ならSQLやPHPでのプログラミングを駆使して実現する機能。

これら全て管理画面からGUIで操作

MySQLの知識なくてもOK

管理画面

なにを並べるのか？ [what]

どのような形式と見た目で？ [how ]

どれだけ？ [how many]

どんな順番で？ [in which order]

どこに表示する？ [where]

誰に見せる？ [who]

Viewsの4W2H

後述しますが、基本、並べる内容を選択しフィルターすると考えてください。

SQLでいうと、

SELECT, 　FROM , 　WHERE句

なにを？ [What]

Limit　並べる数を決めるPager　複数ページに分けて表示

どれだけ？ [How many]

ソート 日付順、更新順など

どんな順番で？ [In what order]

フォーマット

テーブル

スライドショー

グリッド

カレンダー

!

!

CSV

XML

JSON

etc.

どのような形式と見た目で？ [How]

Page Pathを指定

Menu に表示させる。

Attachment（Viewsのリストを複数接続）

どこに表示する？ [Where ,When]

Access:権限

誰に見せる？ [Who]

裏側ではSQLが動いているが、意識せずに使える。

SQLが分かる人は、SQLを表示させると挙動の理解が早い。 まずはどんどん触って試してください。

「なにを？」を自在に扱えると Viewsが好きになる。

基本のコンテンツの種類を選ぶ（固定）

フィールド（項目） or ノード

静的なフィルター

表示画面での手動のフィルター（絞り込み） 閲覧時の文脈による動的なフィルター

リレーション（別種類のコンテンツから情報を取り込む）

こんな手順で考えるとわかりやすい

難度高

閲覧時の文脈による動的なフィルター　Contexaual Filter フィルタの条件を送る方法は複数

URL 固定値

ログインユーザー

ちょっと理解が難しいところ

リレーション ( JOIN)（別種類のコンテンツから情報を取り込む） あらかじめ、コンテンツ間の参照を作っておく

References モジュール

Entity Reference モジュールなど

ちょっと理解が難しいところ

とりあえずAdvanced Helpモジュール https://drupal.org/project/advanced_help

Demo