Enterprise API 勉強会～ API でつなげるマーケティングの実現～

株式会社シャノン取締役　 CTO

堀 譲治　

2016 年 10 月 13日

MarTech×API

自己紹介

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自己紹介

株式会社シャノン 取締役 CTO経歴

1992 年：大学院の機械系学科卒業 1998 年：日本オラクル入社

国際化 QA エンジニアエスカレーションエンジニア日本エリア担当

2005 年：シャノン入社技術のディレクションプロダクトマネジメント

・自分でサービスを作りたかった・日本のエンジニアは優秀だからいけると思った

・ IT バブル直前・インターネットが出始めた頃・これからは「ソフトウェアだ」と思った

会社紹介

4

会社紹介　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　会社名 　　株式会社シャノン

　設 　立 2000 年８月 25 日

　オフィス （本社）東京（三田）、大阪、宮崎、上海

　代表者 代表取締役 CEO 　中村 健一郎

　従業員数 　 151 名

利用実績

【 SaaS 型マーケティング支援市場：ベンダー別売上金額シェア】

シャノン

26.1％

13.5 ％

13.5 ％9.0 ％

9.0 ％

5.2 ％

23.7 ％

A 社

B 社C 社

D 社

E 社

その他

※

※ 出典： ITR 「 ITR Market View ：マーケティング管理市場 2013 ～ 2016 」売上金額ベースでの 2010 年度～ 2015 年度（予測）シェア

国内における　

導入実績数 9 ００以上 キャンペーン実績数２２０ , ０００以上　

　

シャノンのマーケティングクラウド～マーケティング統合基盤～

シャノンのマーケティングクラウドお客様のマーケティングに必要な機能をワンストップでご提供

Marketing Performance Management( マーケティング目標・業績管理 )

Marketing Analytics（マーケティングデータ分析）

データクレンジング

名刺管理 / 営業支援 データマッチング

Marketing Automation（マーケティングオートメーション）

Account Based Marketing( アカウントベースドマーケティング )

Event Marketing（イベントマーケティング )

メール配信 スコアリング 会員マイページ

案件 /履歴管理FAX

ランディングページ WEB フォーム ダイレクトメー

ルテレマーケティ

ング

法人データベース

セミナー管理 データ連携

データ分析広告効果測定

SNS 連携

SFA CRM Google Analytics BI DMP住所マスタ EAI

一版的な MA ツールとシャノンの独自機能名刺管理やイベント・セミナー管理を含むオフライン対面接触管理に関する効果的な機能が搭載

マーケティングオートメーションの主な機能

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☑Google AdW

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一般的なマーケティングオートメーション機能 シャノン独自機能

Why API?〜なぜ API を開発したか〜

～ Marketing Automation について～

Why API?

製品リリースして 3 年目の 2009 年

増え続ける要望

でも少ない開発者

外部開発パートナーにお願いしたい

顧客ごとにバージョンがことなるのはダメ

API を開発しよう！

API があることのメーカーとしてのメリット

ユーザがベンダーロックインを回避

先進性

ソリューションの大規模化

パートナーとのエコシステム

自社内でのマイクロサービス化が可能に

Shanon Marketing Platform API

の特徴～ Marketing Automation について～

API の種類

SMP JSON API（フロントエンド）

Web サイト

XML API（バックエンド）

基幹システム

SFA/CRM

アクセス解析ツール

DMP等

バックエンド用 XML API• 認証つき• サーバ間連携

フロントエンド用 Javascript API• 認証不要• ハイパフォーマンス

フロントエンドとバックエンドの両方の API を備える

顧客ごとに異なる API スキーマに対応

シャノン自社内での利用

マイクロサービスアーキテクチャの実現

自社でも積極利用しドッグフーディング

サービス A

サービス B

サービス C

コアサービス

シャノンの API 利用状況

2014 2015 20160

100200300400500600700800

API コール数推移

API コール数 (百万 )

API コールは増え続けている

シャノンの API 利用状況

API コール40%WEB アクセ

ス60%

リクエスト数に占める割合

リクエスト数の約 4割が API

API 提供者として苦労するところ

API は一度公開すると”変えられない”

リソース制限

インターフェース変更

布教活動

• ハードに制限せず紳士協定• サーバリソースみながら調整

• 実際の利用状況のチェック• 廃止も必要に応じて実施

• 事業サイドへの展開・事例• 広く浅くではなく、まずは数社で狭く深く• ドッグフーディング

API の活用事例：名刺アプリ概要

• 営業マンが携帯で顧客名刺画像登録• 社内にいるデータ入力スタッフがデータを登録

④ データ入力（手入力）

③ ダウンロード

② API で画像登録

①携帯で名刺撮影

⑤ API でデータ登録

⑥ メール配信

人と API のハイブリッドソリューション

API の活用事例：独自の管理画面構築概要

• 大規模イベント用の社内全営業スタッフが利用する管理画面構築• 細かな権限管理や申込状況モニタリングが実現可能。

権限にあわせた独自の管理画面構築が可能

事務局ユーザー

スタッフユーザー（営業）

協賛者／パートナーユーザー

スタッフユーザー（事業部）

一般申込者

一般公開側登録サイトおよび管理画面

（ SHANON MARKETING PLATFORM ）

② API 連携

③各業務

① 申込

API の活用事例：展示会での一括資料請求概要

• 出展社情報をフロントエンド API で出力• 一括での資料請求をバックエンド API で実現

フロントエンド API とバックエンド API を使ったソリューション

連携アーキテクチャの選定

API 連携 EAI 連携 Human 連携

連携アーキテクチャの選定： API 連携

SMP

基幹システム

外部システム直接 API コール

中間サーバ

中間サーバが双方コール

中間サーバ形式　コストは高いがデータ処理自由度があがる。既存システムの改修は最小。　　　　　　　　リアルタイムは難しい。直接 API コール　コストは下がるが既存システム改修がある場合が。リアルタイム処理も　　　　　　　　可能に。

連携アーキテクチャの選定： EAI 連携

GUI でサービスや DB 接続が可能

EAI 　データベースやクラウドのシステムと GUI で接続定義ができる。各サービスは EAI 用の　　　アダプタが実装されている必要がある。

https://www.appresso.com/servista/

連携アーキテクチャの選定： Human 連携

月に 1 度とかの連携ならアリ

人力でデータを連携・毎月 1回 CSV アップ・毎週数レコード入力etc クラウド

ソーシングも選択肢

連携アーキテクチャの選定：まとめ

API 連携 EAI ／ビルトインコネクタ連携 Human 連携

自由度

コスト

○ △　 ◎✕ ○ ✕〜○

API でつながるマーケティングの世界

〜 SHANON CONNECT〜～ Marketing Automation について～

マーケティングにおける統合の重要性• 全体のプロセスが俯瞰できないと意味がない• 局所最適は“木をみて森を見ず”• ありがちなのは WEB 系だけ見てるとか

Web

Web

イベント

代理店

テレマ

DMその他

全体が統合され俯瞰できる仕組みが必要

ユーザがマーケティング全体を見るのは簡単なのか？

マーケティングベンダー数： 2011 年は 150 ベンダー

この頃はまだ数も少なかった

MA は10程度

2016 年は 3500 ベンダー以上に増加

5 年で 20倍以上増加。目視できない。。

MA は100 以上？

http://chiefmartec.com/

増え続けるマーケティング施策（ベンダー）

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ユーザ側ですべての施策に精通するのは不可能

SHANON CONNECT でつながるマーケティング特徴• マーケッターが自分で施策を簡単に増やすことが可能• 情報システム部門に頼らずデータ統合ができる• パートナーにとってオープンなエコシステム

マーケッター自身がサービスを統合できる仕組みの提供

「つながる」ブランディン

グの構築

SHANON CONNECT ：企業データ連携• 企業データ（売上、従業員数等）を API で取得• ターゲット企業の精緻な絞込が可能に

企業属性データ

【 LBC マスターデータ】

※過去数年間、税務署開示高額所得法人であった企業

会社名：（株）シャノン郵便番号： 101 0001住所：東京都渋谷 4-4-4従業員数： 300 ～ 400 人

上場区分：上場従業員数： 100 ～ 200 人業種：ソフトウェア業売上高： 15億円…

リードデータ（個人情報）

企業データ付与

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「広告」 と 「ひとの履歴」のデータ連携により、広告効果の可視化・分析が可能

広告配信ツール マーケティング統合ツール 分析ツール

ひとの履歴 *（反応・活動状況）

効果：商談化につながる広告はどれか？

データ連携・分析

（データマスタ）

SHANON CONNECT ：広告の効果測定

さいごに

B2B 業務システムの今後

多数のクラウドインテグレーションの時代の到来

1. 自社ですべて開発

2. 自社開発＋クラウド

3. いくつかのクラウド

に統合

4.多数のクラウドの統

合

一元化幻想の時代

開発者の方へ：どちらのキャリアか？

クラウドを作る開発

クラウドをつなぐ開発

・唯一無二のシステム・技術による差別化・今なら AI等

・多数のクラウドの統合・数々の API に精通・速い／安い／うまい

シャノンはどちらのキャリアの方も採用中です！

ご清聴 誠にありがとうございました