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JEITA共通クライアントソフトご紹介
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- 目 次 -
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1. 背景
2. 役割と位置付け
3. 利用形態
4. 機能
5. 提供方法
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1. 背景
インターネットを介したEDIデータの送受信を安価にかつ容易に実現する標準ソフトウェアの提供
• インターネットを活用した安全・確実なEDIデータの送受信
• 価格・技術への対応- ebXMLサーバの導入・運用のコスト負担軽減- 導入が簡単で使い勝手の良いソフトウェア- 業務処理とのデータ連携を簡単なインタフェースで実現
• 標準への対応- どこにでも(各企業、ASPなど)接続可能な標準仕様- 添付ファイル付きEDIデータの送受信
• グローバル対応- グローバルに展開できる仕様
ECALAGA普及に向けて
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2. 役割と位置付け
クライアント導入企業
業務アプリ
共通クライアントソフトウェア
(送受信機能に特化)
サーバ(ASP or 企業)
EDIデータ
インターネット
送信
受信
トランスレータ
クライアントPC企業内業務処理
インターネットを介したEDIデータの送受信を安価にかつ容易に実現す
る標準ソフトウェア
EDIデータ(ECALGA等)
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3. 利用形態(1) 接続モデル
① 標準的な接続モデル ASP経由の企業間接続② 企業直結モデル
クライアントソフト
クライアントソフト
クライアントソフト
クライアントソフト
… … 中堅・中小企業
大手企業(サーバ)
ASP(サーバ)
大手企業(サーバ)
ASP(サーバ)
大手企業(サーバ)
① ②
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3. 利用形態(2) クライアントの配置例
• 最小構成 : クライアントPCをインターネットに接続するのみの配置
クライアント導入企業
ファイヤウォール
サーバ(ASP or 企業)
EDIデータ
インターネット
送信
受信
業務アプリ
トランスレータ
Proxy
サーバ
共通クライアントソフトウェア
クライアントPC
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3. 利用形態(3) 送受信形態
• 送信 : サーバ指定BOXへのEDIデータ送信• 受信 : サーバ指定BOXからのEDIデータ受信
[BOXの利用イメージ]• BOX : クライアントとサーバとの間のEDIデータ送受信の単位
サーバ (ASP or 企業)
注文伝票BOX
検収伝票BOX
…BOX活用例- 情報区分に
より分割
注文 検収
サーバ (ASP or 企業)
•注文伝票、•検収伝票、他
•注文、•検収、他 …
<単一BOX> <複数BOX>
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3. 利用形態
(4) 複数接続先の運用形態
• クライアントとしての接続先は1つ• 環境を分けることにより複数接続先に対応
サーバA(ASP or 企業)
データA
サーバB(ASP or 企業)
データB
サーバA連携用
クライアント環境
サーバB連携用
クライアント環境
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4. 機能(1) ソフトウェアの構造 (3レイヤ構造)
業務システム
クライアントソフトウェア
業界標準の処理
レベル2
通信プロトコル制御
レベル0レベル1
コマンド
インタフェース
ebMS3.0(国際標準)
コマンド・ディレクトリ管理
送達確認の運用
• レベル0 :通信プロトコル制御• レベル1 : 送受信コマンドインターフェース• レベル2 : 業界標準ビジネスプロセス管理/運用制御
ASPor
企業サーバ
クライアント型のサポート
ディレクトリ
送信データ
受信データ
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4. 機能
(2) 送受信コマンド
① 送信コマンド指定された送信用ディレクトリからEDIデータを抽出し、接続先へ送信する。
②受信コマンド指定された接続先ボックスからEDIデータを受信し、受信用ディレクトリに格納
する。
[コマンド形式]ediclient –mode=MODE –initfile=PATH名 –datadir=DIR名 –boxid=BOX ID
-mode : 送信時は“send”、受信時は“receive”-initfile : 設定ファイルパス-datadir : 送信または受信用ディレクトリ-boxid : 送信または受信ボックスID
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4. 機能(3) 送受信ディレクトリ
• 送受信データを格納するためのディレクトリ- 送信ディレクトリ : クライアントから送信するデータを置くディレクトリ- 受信ディレクトリ : 受信が正常に行われたデータを置くディレクトリ
業務システム
送信ディレクトリ
受信ディレクトリ
送信ファイル格納先
送信データ
受信ファイル格納先
添付ファイル
受信データ
添付ファイル
送信済ファイル格納先
設定ファイル・ログファイル共通
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4. 機能
(4) エラーおよびリカバリ
想定エラー リカバリ方式
ネットワーク切断- リトライ可能なエラーとしてクライアントは終了
ファイル内容の異常- リトライ不可能なエラーとしてクライアントは終了
処理結果に応じたリカバリ- リターンコードに応じたリカバリ処理の実施
- ネットワークエラーのような一時的なエラーは単純リトライで修復
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4. 機能(5) 安全性・信頼性の確保
①認証方式国際標準(WS-Security)によるID・パスワード認証
② 暗号化SSLを採用
③ ドキュメント(EDIデータ)の送達確認
業務システム等にドキュメントが渡った時点で確認メッセージを返信
クライアントASP
(サーバ) クライアント
送受信
ドキュメントドキュメント送受信
ebXML
ビジネス確認メッセージ
ASP(サーバ)
ドキュメント
ビジネス確認メッセージ
ビジネス確認メッセージ
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5. 提供方法
• 共通クライアントソフトウェアの提供方法- JEITA ECセンターで開発し、無償配布
(2006年3月提供予定)オープンソースとしての公開も検討中
- 利用企業がJEITA ECセンターから直接入手
• 配布条件- CII統一企業コードを取得している企業
-本ソフトウェアの営利目的でのコピー配布禁止
注)詳細な提供・配付条件については提供時に明確化する