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Page 1: ハイネス防水仕様書 HIGHNESS - SHOSEKIKAKO5 露出防水密着 | *非断熱 | 単層 | H-MF11 公共建築工事標準仕様書 対応仕様 単層 H-MF11 露出防水密着・非断熱

改質アスファルト防水常温粘着工法HIGHNESSハイネス防水仕様書

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防水施工を革新する、常温粘着工法私たち昭石化工株式会社は、1953年の設立以来、

改質アスファルトのパイオニアとして先進的な製品・

工法を開発し続けるとともに、安全かつ確実な

防水施工技術の確立と普及に努めてきました。

近年では、環境への負荷軽減、省力化/省エネ化

という時代の要請に応え、アスファルト防水の

熱工法に代わって、火気を使用しない「常温粘着工法」

の開発と供給に取り組んでいます。

当社が開発した常温粘着工法「ハイネス防水」は、

改質アスファルト粘着層を保持したシートを

はく離紙をはがして接着させるもので、

基本的に火や煙を出さず、環境に配慮した

画期的な防水工法です。

特徴

人と環境にやさしい工法二酸化炭素の排出がない常温粘着タイプで、

低環境負荷性の防水工法。

煙の吸引や火傷の心配もなく施工も安全です。

信頼性の高い防水機能シートは合成繊維不織布と改質アスファルト

から構成され、強度と伸び性能(抗張積)に

優れています。

優れた経済性アスファルト溶融釜など大掛かりな設備を

必要としないため、工期の短縮、省力化が

図れます。

優れた環境性能と確かな信頼性を両立時代が求める、昭石化工の「ハイネス防水」

目次

公共建築工事標準仕様書 対応仕様日本建築学会仕様書 対応仕様

露出防水絶縁 非断熱 複層 H-MS21 4

露出防水密着 非断熱 単層 H-MF11 5

露出防水絶縁 非断熱 複層 H-MS21 6

露出防水絶縁 断熱 複層 H-MS21T 7

保護防水密着 非断熱 複層 H-PF21 8

メーカー仕様

露出防水密着 非断熱 複層 H-MF21 10

露出防水絶縁 断熱 複層 H-MS31T 11

保護防水密着 非断熱 単層 H-PF11 12

保護防水密着 断熱 複層 H-PF21T 13

架台防水密着 MC-30 14

施工要領 16

施工手順 17

材料案内 19

防水層の維持管理 22

1

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防水施工を革新する、常温粘着工法私たち昭石化工株式会社は、1953年の設立以来、

改質アスファルトのパイオニアとして先進的な製品・

工法を開発し続けるとともに、安全かつ確実な

防水施工技術の確立と普及に努めてきました。

近年では、環境への負荷軽減、省力化/省エネ化

という時代の要請に応え、アスファルト防水の

熱工法に代わって、火気を使用しない「常温粘着工法」

の開発と供給に取り組んでいます。

当社が開発した常温粘着工法「ハイネス防水」は、

改質アスファルト粘着層を保持したシートを

はく離紙をはがして接着させるもので、

基本的に火や煙を出さず、環境に配慮した

画期的な防水工法です。

特徴

人と環境にやさしい工法二酸化炭素の排出がない常温粘着タイプで、

低環境負荷性の防水工法。

煙の吸引や火傷の心配もなく施工も安全です。

信頼性の高い防水機能シートは合成繊維不織布と改質アスファルト

から構成され、強度と伸び性能(抗張積)に

優れています。

優れた経済性アスファルト溶融釜など大掛かりな設備を

必要としないため、工期の短縮、省力化が

図れます。

優れた環境性能と確かな信頼性を両立時代が求める、昭石化工の「ハイネス防水」

目次

公共建築工事標準仕様書 対応仕様日本建築学会仕様書 対応仕様

露出防水絶縁 非断熱 複層 H-MS21 4

露出防水密着 非断熱 単層 H-MF11 5

露出防水絶縁 非断熱 複層 H-MS21 6

露出防水絶縁 断熱 複層 H-MS21T 7

保護防水密着 非断熱 複層 H-PF21 8

メーカー仕様

露出防水密着 非断熱 複層 H-MF21 10

露出防水絶縁 断熱 複層 H-MS31T 11

保護防水密着 非断熱 単層 H-PF11 12

保護防水密着 断熱 複層 H-PF21T 13

架台防水密着 MC-30 14

施工要領 16

施工手順 17

材料案内 19

防水層の維持管理 22

2

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3

公共建築工事標準仕様書日本建築学会仕様書対応仕様

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4

露出防水絶縁

非断熱

複層

| H-MS21

公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書

対応仕様

複層  H-MS21 

露出防水絶縁・非断熱

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾールS エバーゾールS

部分粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートSFⅡ ハイネスシートSF

粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートS ハイネスシートS

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*2)

(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)*3

(露出複層防水用R種、2.0mm以上)

使用量(kg/m2)

エバーゾールS

ハイネスシートSFⅡ

ハイネスシートS

保護塗料

1

2

3

4

ハイネスシートSF2

ハイネスシートS3

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

(ハイネスシートSFⅡの短辺接合部は突付けとし、ハイネステープを用いて処理する。)

MLテープ *1

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*3 立上りは工程2を粘着層付改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種,1.5mm以上)とする。*4 AS-J1仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、粘着層付改質アスファルトシート厚さ1.5mm以上(ハイネステープW200)とする。

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更する。改修

公共建築工事標準仕様書 AS-J1日本建築学会仕様書 AS-MS

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5

露出防水密着

非断熱

単層

| H-MF11

公共建築工事標準仕様書

対応仕様

単層  H-MF11

露出防水密着・非断熱

工程

1

2

3

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾールS エバーゾールS

粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートS ハイネスシートS

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*2)

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。

(露出単層防水用R種、3.0mm以上)

― ハイネステープW200増張り用シートは、粘着層付改質アスファルトシート厚さ1.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

ハイネスシートS

保護塗料

※増張り

MLテープ *1

2

3

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

エバーゾールS1

ハイネスシートS2

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更する。改修

公共建築工事標準仕様書 AS-J2

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6

公共建築改修工事標準仕様書

対応仕様

露出防水絶縁

非断熱

複層

| H-MS21

複層  H-MS21

露出防水絶縁・非断熱

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾールS エバーゾールS

部分接着用シート*3 ― ハイネスシートSFⅡ ハイネスシートS

粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートS 保護塗料

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料

(0.4*2)

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*3 立上りは部分接着用シートを省略する。*4 AS-J3仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、粘着層付改質アスファルトシート厚さ1.5mm以上(ハイネステープW200)とする。

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

(露出単層防水用R種、3.0mm以上)

使用量(kg/m2)

ハイネスシートSF Ⅱ

ハイネスシートS

保護塗料

2

3

4

MLテープ *1

保護塗料の種類

(ハイネスシートSFⅡの短辺接合部は突付けとし、ハイネステープを用いて処理する。)

エバーゾールS1

ハイネスシートS2

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更する。改修

公共建築改修工事標準仕様書AS-J3(改修工事P0AS工法の場合のみ)

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7

露出防水絶縁

断熱(防湿層なし)

複層

| H-MS21T

公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書

対応仕様

複層  H-MS21T 公共建築工事標準仕様書 ASI-J1日本建築学会仕様書 AS-MT

露出防水絶縁・断熱(防湿層なし)

(0.4 ※1)

工程材料・工法 平場 立上り

1 プライマー塗り*2 0.2 エバーゾールS エバーゾールS

3 部分粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートSFⅡ ハイネスシートS

2 断熱材張付け ― RAボードU ハイネスシートSF

4 粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートS 保護塗料

― ハイネステープW200

5 仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 メーカー仕様(H-MS21T)の断熱材の張付けにSKボンドを使用する場合、工程1を省略することができる。*3 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*4 立上りは工程3を粘着層付改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)とする。

(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)※4

(露出複層防水用R種、2.0mm以上)

増張り用シートは、粘着層付改質アスファルトシート厚さ1.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

RAボードU

ハイネスシートSF Ⅱ

ハイネスシートS

保護塗料

※増張り

MLテープ *1

SKボンド

2

3

5

4

(SKボンド0.5kg/m2またはアスセメント0.5kg/m2で点張り)

(0.4*3)

(ハイネスシートSFⅡの短辺接合部は突付けとし、ハイネステープを用いて処理する。)

エバーゾールS1

ハイネスシートSF2

ハイネスシートS3

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。

改修

下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)変更し、断熱材の張付け材をSKボンド(0.5kg/m²)とする。改修

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日本建築学会仕様書

対応仕様

保護防水密着

非断熱

複層

| H-PF21

保護防水密着・非断熱複層  H-PF21 日本建築学会仕様書 AS-PF

工程

1

2

3

4

平場 立上り

ハイネスシートSF ̶ ハイネスシートSF ̶

ハイネスシートSS ̶ ハイネスシートSS*2 ̶

SKボンド目地引き 0.2 SKボンド目地引き 0.2

5 絶縁クロス ̶

ハイネスシートSF

絶縁クロス

2

5

ハイネスシートSS3

SKボンド目地引き4MLテープ*1

エバーゾールS 0.2 エバーゾールS 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ハイネスシートSSをハイネスシートSに置き換え、保護塗料仕上げを行う。

保護塗料の種類

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

SKボンド

エバーゾールS1

ハイネスシートSF2

SKボンド目地引き4

ハイネスシートSS3

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メーカー仕様

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10

露出防水密着

非断熱

複層

| H-MF21

メーカー仕様

複層  H-MF21

露出防水密着・非断熱

ハイネスシートSF

ハイネスシートS

保護塗料

MLテープ *1

2

3

4

工程

1

2

3

4

エバーゾールS 0.2 エバーゾールS 0.2

ハイネスシートSF ̶ ハイネスシートSF ̶

ハイネスシートS ̶ ハイネスシートS ̶

保護塗料 規定量による 保護塗料 規定量による

(0.4*2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。

平場 立上り使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

エバーゾールS1

ハイネスシートSF2

ハイネスシートS3

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更する。改修

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露出防水絶縁

断熱(防湿層あり)

複層

| H-MS31T

メーカー仕様

複層  H-MS31T

露出防水絶縁・断熱(防湿層あり)

工程

保護塗料の種類

1

2

3

4

平場 立上り

エバーゾールS 0.2 エバーゾールS 0.2

6 保護塗料

アンダーガード ̶ ハイネスシートSF ̶

RAボードU ̶ ハイネスシートS ̶

ハイネスシートSFⅡ ̶ 保護塗料

5 ハイネスシートS ̶

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

ハイネスシートS

増張り*1 MLテープ*2

5

RAボードU3

ハイネスシートSFⅡ4

アンダーガード2

保護塗料6

*1 増張り用シートは、ハイネステープW200とする。*2 MLテープはネオファルトに変更することができる。

(ハイネスシートSFⅡの短辺接合部は突付けとし、ハイネステープを用いて処理する。)

規定量による

規定量による

(SKボンド0.5kg/m2またはアスセメント0.5kg/m2で点張り)

(アンダーガードの長辺・短辺接合部は突付けとする。)

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

SKボンド

エバーゾールS1

ハイネスシートSF2

ハイネスシートS3

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更する。改修

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12

保護防水密着

非断熱

単層

| H-PF11

メーカー仕様

単層  H-PF11

保護防水密着・非断熱

工程

1

2

3

4

平場 立上り

ハイネスシートSS ̶ ハイネスシートSS ̶

ネオファルト 1.5 ネオファルト 1.5

絶縁クロス ̶

絶縁クロス

増張り*1

4

ネオファルト3

ハイネスシートSS2

*1 増張り用シートは、ハイネステープW200とする。*2 MLテープはネオファルトに変更することができる。

MLテープ*2

エバーゾールS 0.2 エバーゾールS 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

(ハイネスシートSSの短辺重ね部はトーチバーナーを用いて密着させ、長辺重ね部は全てラピネステープで増張りを行う。)

エバーゾールS1

ネオファルト3

ハイネスシートSS2

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保護防水密着

断熱

複層

| H-PF21T

メーカー仕様

複層  H-PF21T

保護防水密着・断熱

*1 MLテープはネオファルトに変更することができる。*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ハイネスシートSSをハイネスシートSに置き換え、保護塗料仕上げを行う。

工程

1

2

3

4

平場 立上り

6 絶縁クロス ̶

ハイネスシートSF ̶ ハイネスシートSF ̶

ハイネスシートSS ̶ ハイネスシートSS*2 ̶

SKボンド目地引き 0.2 SKボンド目地引き 0.2

5 RAボードS ̶

ハイネスシートSF

ハイネスシートSS

絶縁クロス

2

3

6

RAボードS5

MLテープ*1

エバーゾールS 0.2 エバーゾールS 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

(SKボンド0.5kg/m2またはネオファルト0.5kg/m2で点張り)

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

保護塗料の種類

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

SKボンドSKボンド

エバーゾールS1

ハイネスシートSF2

SKボンド目地引き4

ハイネスシートSS3

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メーカー仕様

架台防水密着

| MC-30

工程

保護塗料の種類

特徴

材料

フジマウントコート 1.0

フジクロスK ̶

フジマウントコート 1.0

フジマウントコート 1.0

UP103 0.1

保護塗料 ̶

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

フジマウントコート

架台・基礎 増張り*

1フジクロスK2

フジマウントコート3フジマウントコート4

UP1035保護塗料6

■フジマウントコートは、アスファルト系防水材との 接着性に優れた1液タイプの塗膜防水材です。■架台・基礎などの役物の防水に併用できます。■無溶剤型で臭いもなく、塗膜の伸びが大きいので 下地追従性に優れています。

使用量(kg/m2)

* 増張り用シートは、フジクロスKとする。

1

2

3

4

6

5

フジマウントコートMC-30

架台防水密着

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断熱材の選定基準 ~断熱材の厚さ~

住宅の省エネルギー基準 (鉄筋コンクリート造・屋根・外断熱)

◆改正省エネ基準 平成25年国土交通省告示第907号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

1・2 北海道 3.0 70 85

3 青森県 岩手県 秋田県 2.2 60 65

4 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県 2.0 50 60

5・6 茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

2.0 50 60

7 宮崎県 鹿児島県 2.0 50 60

8 沖縄県 1.4 35 40

◆次世代省エネ基準 平成11年建設省告示第998号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

Ⅰ 北海道 3.0 70 85

Ⅱ 青森県 岩手県 秋田県 2.2 60 65

Ⅲ 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県 2.0 50 60

Ⅳ 茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

2.0 50 60

Ⅴ 宮崎県 鹿児島県 2.0 50 60

Ⅵ 沖縄県 2.0 50 60

◆新省エネ基準 平成4年建設省告示第2号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

Ⅰ 北海道 2.9 70 85

Ⅱ 青森県 岩手県 秋田県 1.6 40 50

Ⅲ 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県茨城県 群馬県 富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 滋賀県

1.1 30 35

Ⅳ 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県 愛知県三重県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

1.1 30 35

Ⅴ 宮崎県 鹿児島県 1.1 30 35

Ⅵ 沖縄県 1.1 30 35

※地域区分は、同じ都道府県内でも市町村により他の地域区分になる場合がありますのでご注意願います。

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施  工  要  領

防水層の下地

プライマー塗り

増張り

シートの張付け

立上り部の張付け

ルーフドレン、配管等の取合い

仕上塗料塗り

● 入隅は通りよく直角とし、出隅は通りよく45°の面取りとしてください。

● 下地が十分乾燥したのちに清掃を行い、シートの張りじまい部まで均一に塗布し、 乾燥させてください。

● ALCパネルの短辺接合部において、H-MF11(AS-J2)の場合は、 幅50mm程度の絶縁用テープを張付けた後、幅300mm程度の増張り用シートを 用いて増張りしてください。H-MS21(AS-J1・AS-J3)及びH-MS21T(ASI-J1)の場合は、 増張り用シートによる増張りは行わず、幅50mm程度の絶縁用テープを張付けてください。● 出隅及び入隅はシート張付けに先立ち、幅200mm程度の増張り用シートを張付けてください。● ルーフドレン回りは、増張り用シートをドレンのつばとスラブ面の両方に張掛けてください。● 貫通配管回りは、幅150mm程度の増張り用シートを、下地面に50mm程度張掛けて、 パイプ面に張付け、更に、配管周囲150mm程度の下地面に増張り用シートを 張付けてください。

● シートの張付けは、裏面のはく離紙をはがしながら平均に押し広げて転圧、密着させて ください。シートの重ね幅は、短辺、長辺とも100mm以上とし、2層の場合は、 上下層のシートの接合部が重ならない様にしてください。また、重ね部の張付けは 十分に密着させてください。● H-MS21(AS-J1・AS-J3)及びH-MS21T(ASI-J1)の場合、立上り際の500mm程度は、 シートを全面密着させてください。● 断熱材の張付けは、露出仕様の場合、SKボンド(0.5kg/㎡ )またはアスセメント(0.5kg/㎡ )にて 点張りしてください。保護仕様の場合、SKボンド(0.5kg/㎡ )またはネオファルト(0.5kg/㎡ )にて 点張りしてください。

● シートの張付けは、裏面のはく離紙をはがしながら平均に押し広げて転圧、密着させて ください。シートの重ね幅は、短辺、長辺とも100mm以上とし、2層の場合は、 上下層のシートの接合部が重ならない様にしてください。また、重ね部の張付けは 十分に密着させてください。● 端末部は、各層のシートを所定の位置で各層の端部をそろえ、押え金物で固定した上に、 シール材を充てんしてください。

● ルーフドレン回りは、シートを十分密着させ、防水端部にシール材を塗付けてください。 絶縁工法の場合は、ドレンのつばから400mm程度を密着させ、ドレンのつばには 100mm程度張掛けてください。● 貫通配管類の場合は、シートを所定の位置に防水層の端部をそろえ、 ステンレス製既製バンド等で防水端部を締め付け、上部にシール材を塗付けてください。

● 仕上塗料は、シートを張付けたのち、はけ・ローラーばけ等を用いてむらなく塗布してください。

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※詳細は公共建築(改修)工事標準仕様書、建築(改修)工事監理指針をご参照ください。

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施  工  手  順

プライマー塗り下地の清掃後、はけまたはローラーばけを使用し、所定量を均一に塗布します。

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ハイネスシートの張付けに先立ち、増張り用シートを用いて増張りを行います。

増張り

増張り用シート

200mm程度

増張り用シート

200mm程度

100mm程度100mm程度

150mm程度150mm程度

増張り用シート増張り用シート

100mm程度100mm程度

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保護塗料の塗布

短辺接合部の処理

ハイネスシートの張付け

防水層の完了後、はけ及びローラーばけを用いて、保護塗料を塗布します。

ハイネスシートSFⅡの場合 ハイネスシートS、ハイネスシートSSの場合

張付け位置を確認し、裏面のはく離紙をはがしながら、気泡の混入やしわを生じさせない様注意して、圧着します。張付け後、ローラー等で十分加圧し密着させます。

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ハイネスシートS ハイネスシートSS

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面に鉱物質粒子を密着させ、裏面には粘着層を設けた常温粘着工法に用いる砂付改質アスファルトシートです。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面に鉱物質粉末を付着させ、裏面には粘着層を設けた常温粘着工法に用いる改質アスファルトシートです。

JIS JIS A 6013 露出単層防水用R種、Ⅱ類 厚さ3.0mm以上寸法 1m × 8m

JIS JIS A 6013 非露出単層防水用R種、Ⅱ類 厚さ2.5mm以上寸法 1m × 8m

ハイネスシートSF ハイネスシートSF Ⅱ

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面を特殊フィルム仕上げ、裏面には粘着層を設けた常温粘着工法の下層用改質アスファルトシートです。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面を特殊フィルム仕上げ、裏面にはストライプ状粘着層を設けた部分粘着層付改質アスファルトシートです。常温粘着工法の下層用シートとして使用します。

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ 1.5mm以上寸法 1m × 16m

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ 1.5mm以上寸法 1m × 16m

アンダーガード

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面に鉱物質粉末を付着させ、裏面には全面粘着層を設けた防湿用シートです。

厚さ 1.0mm寸法 1m × 20m

鉱物質粒子(砂粒)改質アスファルト

合成繊維不織布改質アスファルト

はく離フィルムはく離フィルム

はく離フィルムはく離フィルム

特殊フィルム改質アスファルト

合成繊維不織布改質アスファルト

特殊フィルム改質アスファルト

合成繊維不織布改質アスファルト

はく離フィルムはく離フィルム

改質アスファルト

鉱物質粉末改質アスファルト

合成繊維不織布改質アスファルト

はく離フィルムはく離フィルム

材 料 案 内

改質アスファルト

合成繊維不織布

はく離フィルムはく離フィルム

鉱物質粉末

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エバーゾールS タフベース フジペースト

良質のアスファルト(ゴム入り)を溶剤で溶かしたもので、下地浸透性、速乾性に優れたアスファルトプライマーです。下地と防水層の接着力を向上させます。

アスファルト系の溶剤系下地活性材で、既存の露出アスファルト防水層に塗布することにより、活性化させると同時に、新規アスファルト系防水層との接着を良好なものとします。

特殊セメント系材料を主成分とする無機質粉体のA材と、特殊変性高分子を主成分とするB材を混合して使用します。各種下地との接着力に優れると共に、乾燥収縮が少ないため、短期間の仮防水材として使用可能です。

荷姿 16.5kg/缶 荷姿 20kg/缶 荷姿 32kg/セット A材 7kg×2/袋 B材 18kg/缶

SKボンド アスセメント ネオファルト

1液型のアスファルト系接着剤です。断熱材の張付け等に使用します。

アスファルト及び特殊合成ゴムと溶剤からなる、断熱材用接着剤です。

2液反応型常温タイプのアスファルトウレタン系張付け材です。保護防水層の上掛け用としても使用可能です。

荷姿 20kg/缶 荷姿 20kg/缶 荷姿 21kg /セット(主剤20kg・硬化剤1kg)

RAボードU RAボードS MLテープJIS A 9511 A種硬質ウレタンフォーム保温材の保温板2種1号または、JIS A 9521硬質ウレタンフォーム断熱材2種1号

JIS A 9511 A種押出法ポリスチレンフォーム保温材の保温板3種b(スキンあり)または、JIS A 9521押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種bA(スキン層付き)

ノンフロンタイプの硬質ウレタン系断熱材で、露出断熱工法に使用します。

ノンフロンタイプの押出発泡ポリスチレンフォーム断熱材で、保護断熱工法に使用します。

砂付シートの短辺重ね部処理用テープで、トーチバーナーを用いて溶融させて接着面を形成します。

該当品 アキレスボードGF、クランボード荷姿 605mm×910mm 605mm×850mm(60mm品)厚さ 25・30・35・50mm(40・60mmは受注生産)

該当品 スタイロフォームGK-Ⅱ、ミラフォーム、 カネライトフォーム荷姿 910mm×910mm厚さ 25・30・35・40・50・60mm

寸法 150mm×12m 1巻単位

ハイネステープ ラピネステープ

表面を特殊フィルム仕上げとし、裏面には粘着層を設け、所定の幅にカットした、常温粘着タイプの増張り材です。

両面極薄フィルム仕上げの改質アスファルトシートを所定の幅にカットした増張り材で、保護単層防水の長辺重ね部に使用します。

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種,Ⅱ類 厚さ1.5mm以上寸法 200mm×16m 5巻/セット

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ2.5mm以上寸法 200mm×8m 5巻/セット

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材 料 案 内

ハイネスシール ステンレス脱気筒 ステンレス二重脱気筒

特殊ゴムアスファルトを主成分としたシール材で、防水層端部やドレン回り、パイプ回りなどに使用します。

屋根スラブ内の湿気を効果的に排出するために開発された、ステンレス製の平場用脱気筒です。強度と耐久性に優れるとともに、下地に堅固に固定します。

露出断熱仕様で断熱材を挟み込んで脱気筒を設置し、湿気やガスをダイレクトに排出し防水層のフクレや断熱材のあばれを防止します。

荷姿 22kg/缶 330ccカートリッジ20本/ケース

荷姿 6個/ケース 荷姿 脱気筒 2個/ケース ステンレスコア 2個/ケース

絶縁クロス フジシルバー(水性) フジカラートップ

絶縁用フラットヤーンクロスで、防水層とコンクリート保護層の間またはポリスチレン系断熱材とコンクリート保護層の間に使用します。

アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイプのシルバーコートで、露出防水層の上に塗布して使用します。太陽光を反射して、防水層を保護します。

アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイプのカラーコートで、露出防水層の上に塗布して使用します。防水層を保護すると共に、美しいカラー仕上げを可能にします。

寸法 1m×100m 荷姿 15kg/缶標準色 シルバー

荷姿 15kg/缶標準色 グリーン・グレー・シルバーグレー

フジカラートップS フジトップクールG フジトップクール

アクリル樹脂をベースとしたエマルションに、骨材を配合した仕上げ材です。接着性・耐薬品性に優れています。

近赤外領域の光の反射率が高く、屋根への熱吸収を防ぐ効果があります。また、アクリル樹脂を使用することで耐候性の高い被膜を形成し、長期にわたって防水層を保護します。グリーン購入法適合商品。

アクリルシリコン系樹脂をベースとした、よりハイグレードの高反射塗料です。グリーン購入法適合商品。

荷姿 18kg/缶標準色 グリーン・グレー・シルバーグレー

荷姿 15kg/缶標準色 ホワイト・ライトグレー・ライトグリーン

荷姿 16kg/缶標準色 ホワイト・アイボリー・ライトグレー・グリーン

フジマウントコート フジクロスK UP103

1液型のアスファルト系塗膜防水材です。架台回りの処理などアスファルト系シート防水との複合工法として使用します。

ポリエステル繊維織布で、防水補強用クロスとして使用します。

フジマウントコートの保護塗料仕上げに使用します。保護塗料の接着性を向上させる層間プライマーです。

荷姿 10kg/缶 寸法 1.02m×50m 荷姿 8kg/セット (主剤4kg 硬化剤4kg)

(保護塗料) (保護塗料)

(骨材入り保護塗料)

(高反射塗料〈近赤外領域における日射反射率50%以上〉)

(高反射塗料〈近赤外領域における日射反射率50%以上〉)

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防水層の維持管理 ~屋上をご使用されるにあたって~

防水層の機能を長期間にわたり維持するために定期的な自主点検と適切な維持管理が必要です。

1.使用上の注意事項❶露出防水の場合(原則として、点検・メンテナンス等維持管理目的以外の歩行・使用はしないでください。)

点検等で歩行する際には、ハイヒールやスパイク靴など底の尖った履物は防水層を損傷させるため、使用しないでください。

防水層の表面が、降雨などで濡れていたり、落葉・砂埃・苔等が堆積している場合は滑りやすくなっておりますので、歩行の際にはご注意ください。

防水層に物を落としたり、引きずったりすることは、防水層の損傷原因となりますので、避けてください。

雪下ろしには、金属製のスコップなど防水層の損傷の恐れがあるものを使用しないでください。

タバコの火の投げ捨てや花火など防水層上での火気の使用は防水機能を損なうため、行わないでください。

防水層の上で、やむを得ず作業をする場合は、防水層を損傷しない措置を講じてください。

油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、防水層への悪影響を与える可能性がありますので、こぼさないでください。

防水層上での直接客土による草木の植栽は行わないでください。

防水層上でのペット等の飼育は、爪・歯・排泄物により防水層の機能低下をまねく恐れがあるため、おやめください。

防水に関わる増改築等の工事を行う場合には、専門防水工事店にご相談ください。

防水層の上に重量物を置かないでください。やむを得ず置く場合は、防水層を保護する措置(養生マットの設置)を行ってください。

❷保護防水の場合 油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、保護層および防水層への悪影響を与える可能性がありますので、こぼさないでください。

保護層上での増改築等の工事を行う場合には、防水層への影響が生じる恐れがあるため、専門防水工事店にご相談ください。

保護層上での火気の使用及び、直接客土による草木の植栽は行わないでください。

植物の生育・繁茂が確認された場合は、防水層への影響が懸念されるため、専門防水工事店にご相談ください。

2.維持管理のお願い防水機能を維持するために以下のことを実施してください。・定期的に防水層の表面状況、漏水の有無の点検を行ってください。・定期的に防水層上の清掃(特にドレン、排水溝の目詰まり、枯葉等の堆積が無い様)をお願いいたします。・ 防水層に異常が認められたり、植物の繁茂等がある場合は防水機能に支障をきたしている場合がございますので

専門防水工事店にご相談ください。・保護塗料仕上げの場合は、4~5年に1回、弊社の保護塗料による再塗装(有償)をお薦めいたします。

◆注意◆露出防水におきましては、以下のような現象が発生する場合がありますが、防水性能に支障をきたしません。・ 雨水の滞留箇所及び排水経路などに花粉・泥・黄砂を含む塵埃等が堆積し、湿潤・乾燥を繰り返すことで発生する

防水層表面のひび割れ、捲れ、はく離現象。・保護塗料の自然劣化によるひび割れ、変色、退色、減耗。・防水層表面の砂粒に含まれる鉄分による錆の発生及び外的要因による錆の付着。・下地の残留水分による軽微なフクレ及び表層劣化部分から侵入した湿気による表面のフクレ。

pH

t

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19.12.2000(X-6)

■本社〒135-8074 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル11階TEL.03-5531-7063 FAX.03-5531-6811

■仙台オフィス〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央1-22-2 高保壱番館201TEL.022-771-1040 FAX.022-218-9209

■首都圏オフィス〒135-8074 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル11階TEL.03-5531-7066 FAX.03-5531-6814

■中部オフィス〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内1-17-19 キリックス丸の内ビルTEL.052-231-6568 FAX.052-231-6583

■近畿オフィス〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-3-20 ANNEX GIZA601TEL.06-6541-9016 FAX.06-6543-6195

■広島オフィス〒732-0045 広島県広島市東区曙4-4-8 曙センタービルTEL.082-261-2657 FAX.082-261-2713

■福岡オフィス〒812-0029 福岡県福岡市博多区古門戸町9-12 古門戸ミツヤマビルTEL.092-291-0008 FAX.092-291-0044

■四日市工場〒510-0851 三重県四日市市塩浜町1 昭和四日市石油㈱内TEL.059-347-5719 FAX.059-346-2324

http://www.shosekikako.co.jp/

・本カタログは、スマートフォンやタブレット端末からもご覧いただけます。・仕様、物性、品質等に関しては予告なく変更する場合があります。・設計、施工にあたっては本仕様書をよく読み正しく使用してください。・本カタログは、印刷物のため実際の色・絵柄とは多少異なる場合があります。


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