WS11 03 IHE WorldTrend ando22007.2 (New Orleans) IHE Workshop in Ootsu 2007.7.11 19 HIMSS 病院情報管理システム学会 2007.2 (New Orleans)

1IHE Workshop in IHE Workshop in OotsuOotsu 2007.7.112007.7.11

IHEIHEの普及の普及活動と活動と

世界動向世界動向

日本日本IHEIHE協会協会普及推進委員会普及推進委員会

安藤安藤裕裕（放射線医学総合研究所（放射線医学総合研究所医療情報課）医療情報課）

Integrating the Healthcare Enterprise Integrating the Healthcare Enterprise JapanJapan


IHEIHEを一言で表現するとを一言で表現すると

医療のIT（Information Technology）

化

医療において情報通信技術を活用し、システム間情報連携をすること


ＩＨＥの特徴ＩＨＥの特徴

病院情報システム（ＨＩＳ）、放射線情報システム（ＲＩＳ）、ＰＡＣＳ（画像管理システム）などの情報システムの相互運用性（情報の連携）を推進する。

ワークフロー（業務シナリオ：Integration Profile）を分析して、いかにシステム化す

るかを提言する。

コネクタソン（接続テスト）を行い、その結果を公開している。


IHEIHEとは？とは？

「医療連携のための情報統合化プロジェクト」

IHEは、既存の規格や技術を利用して、効率

的な医療情報システムを構築すること。

IHEの成果物（テクニカルフレームワーク）は、業

務の台本である登場人物 Actorせりふ Transactionト書き


IHEIHEを理解するための用語集を理解するための用語集

Technical Framework: 技術定義書

Integration Profile: 業務シナリオ

Actor: 登場人物

Transaction: せりふ

OP （Order Placer）: オーダー発行

OF （Order Filler）: オーダー受け

IT infrastructure（ＩＴＩ）: 情報インフラ分野


IHEIHEの目指すものの目指すもの

業務の標準的なシナリオ

システムの構築の方法

要求仕様書（RFP）に使える文書

統合プロフィール

テクニカルフレームワーク

統合化された電子カルテシステム


様々な部門システムを抱え、複雑で問題の多い

医療機関側

ベンダの技術

既存の規格を用いて問題解決

IHE テクニカルフレームワークによる

問題解決

ベンダによる製品への実装

コネクタソンでの接続テスト

専門学会などで、IHEによる問題解決が

あることをデモや教育する

医療機関はIHEを要求仕様に含める

サイクル

同じような問題を抱える医療機関への適用が

可能となる。

業務シナリオ（統合プロファイル）


IHE委員会:統合プロファイル

IHE委員会DICOM/HL7で記述

IHEテクニカルフレームワーク

ベンダが各製品に

実装

コネクタソン

IHEソリューションをデモ、教育

医療機関のRFP

サイクル

ベンダの技術

ConnectConnect + Mar+ Marathonathonシステム接続試験会システム接続試験会

異質な情報システムを含んで、複雑で問題の

多い処理を有する医療機関


IHEIHEの経緯の経緯

１９９９年、アメリカでRSNA(北米放射線学会）とHIMSS（病院情報管理システム学会）がスポンサーとなり、設立。

その後各地に拡大北米（１９９９年）

ヨーロッパ（２０００年）

IHEIHE--Japan Japan 設立設立（２００１年）（２００１年）

アジア・オセアニア（２００２年）


海外の海外のIHEIHERSNA （北米放射線学会）

HIMSS （病院情報管理システム学会）

ヨーロッパIHE-UK （イギリス）

IHE-F （フランス）

IHE-D （ドイツ）

IHE-I （イタリア）

アジア・オセアニア


ドイツドイツ

IHEIHE--DD20042004


IHEIHE--F F フランスフランス

demodemo20042004


IHEIHE--E E ヨーロッパ放射線学会ヨーロッパ放射線学会

ECR DEMOECR DEMO2005.32005.3


IHEIHE--E E ヨーロッパヨーロッパ

Connectathon Connectathon 20020077.4.2.4.233--2277


IHE DemonstrationIHE DemonstrationRSNA RSNA 北米放射線北米放射線

学会学会 2006.112006.11


IHE IHE DemonstrationDemonstrationRSNA RSNA 北米放射線北米放射線

学会学会 2006.112006.11


RSNA RSNA 北米放射線学会北米放射線学会

2006.112006.11


HIMSSHIMSS病院情報管理病院情報管理システム学会システム学会

2007.2 2007.2 (New Orleans)(New Orleans)







International Adoption of IHE

FranceUSA

Germany

Italy

JapanUK

Canada

Korea

TaiwanNorway

Holland

SpainChina

Year

1

(199

9)

Year

2

(200

0)

Year

3

(200

1)

Year

4

(200

2)

Year

5

(200

3)

Year

6

(200

4)

Year

7

(200

5)

Year

8

(200

6)


Success StorySuccess Story導入事例導入事例


Success Story Success Story １１


Success Story 2Success Story 2






IHE InternationalIHE International (2005.12)(2005.12)


IHE InternationalIHE International (2006.12)(2006.12)


IHE Asia OceaniaIHE Asia Oceania （（2005.122005.12））

の発足の発足 (2001.7)(2001.7)学会、行政、工業会など各団体の連携

ユーザ側、ベンダ側からなるオープンな組織

医学放射線学会（医学放射線学会（JRSJRS））

放射線技術学会（放射線技術学会（JSRTJSRT））

医療情報学会医療情報学会(JAMI)(JAMI)

日本画像医療システム工業会日本画像医療システム工業会(JIRA)(JIRA)

保健医療福祉保健医療福祉情報システム工業会情報システム工業会

(JAHIS)(JAHIS)

医療情報システム開発センター医療情報システム開発センター

-- JJ

後援：経済産業省、厚生労働省JSNM, JASTRO, 消化器内視

鏡学会、日本臨床細胞学会、日本眼科学会

2007.3 2007.3 日本日本IHEIHE協会協会

へへ

Growth in IHE Domains

Radiology (18)

IT Infrastructure for Healthcare (17)

Cardiology (7)

Laboratory (6)

Radiation Oncology (1)

Patient Care Coordination (5)

Patient Care Devices (1)

Quality

Eye Care (3)

VeterinaryEndoscopyPathologyPharmacy

Year

1

(199

9)

Year

2

(200

0)

Year

3

(200

1)

Year

4

(200

2)

Year

5

(200

3)

Year

6

(200

4)

Year

7

(200

5)

Year

8

(200

6)

Year

9

(200

7)

•• Over 100 vendors involved worldOver 100 vendors involved world--widewide•• 8 Technical Frameworks8 Technical Frameworks•• 58 Integration Profiles58 Integration Profiles

••Testing at Testing at ““ConnectathonsConnectathons”” worldwideworldwide•• Demonstrations at major conferences worldwideDemonstrations at major conferences worldwide

••Clinical Departments:Clinical Departments:••Radiology, Cardiology, Lab,Radiology, Cardiology, Lab,……

••Across Departmental &Across Departmental &Institutional Boundaries Institutional Boundaries –– XDSXDS

••RHIOsRHIOs, HER Enablers, HER Enablers

IHE 2006 IHE 2006 –– 2007 2007 ９つの領域９つの領域100100を超えるベンダを超えるベンダ、、99つのテクニカルフレームワークつのテクニカルフレームワーク6868の統合プロファイル、コネクタソンによる接続テストの統合プロファイル、コネクタソンによる接続テスト

世界各地でのデモンストレーション世界各地でのデモンストレーション

EHRElectronic Health Record

循環器

臨床検査

放射線部門

放射線治療FutureDomains

IHEIT インフラ

18 Integration Profiles



Patient Care Coordination


Patient Care Devices

病理眼科

３ Integration Profiles



1 Integration Profile

IHE-J 組織図

Radiology Profiles (19 Profiles)

Access to Radiology Information

-

Consistent Presentation

of Images

EvidenceDocument

KeyImageNotes

Simple Image & Num Reports

Presentation of Grouped Procedures

Post-Processing Workflow

Reporting Workflow

Charge Posting

Patient Info. Reconciliation

Scheduled Workflow

Portable Data for Imaging

NMImage

MammoImage

Audit Trail & Node Authentication – Radiology Option

Image Fusion

Teaching Files & Clinical Export

Import Recon-ciliation

Workflow

Cross-Enterprise Document Sharing for Imaging


IHE-J コネクタソン 2007.2.5-9


IHE-J Connectathon 2007.2.5-9

37IHE Workshop in IHE Workshop in OotsuOotsu 2007.7.112007.7.11IHE-Japan Feb. 2007 ConnectathonIHEIHE--Japan Feb. 2007 ConnectathonJapan Feb. 2007 Connectathon

67674848323217171111System28282323202017171111Vender

2006200620052005200420042002003320020022Year


IHEIHEに関する講演・展示・デモに関する講演・展示・デモ

（１）CyberRad（２）JAMI（３）Workshop


CyberRad2007 CyberRad2007 デモデモシナリオシナリオ

通常運用のワークフローＳＷＦ

患者情報の整合性確保ＰＩＲ

画像表示の一貫性確保ＣＰＩ

ハードコピーおよびソフトコピー濃淡値および表示状態

可搬型媒体CDによる情報の共有ＰＤＩ

施設間情報連携 XDS


CyberRadCyberRad2007 DEMO2007 DEMO

参加２７社参加２７社


CyberRadCyberRad2007 2007

DEMODEMO参加２７社参加２７社


CyberRadCyberRad2007 DEMO2007 DEMO

参加２７社参加２７社


Workshop Workshop in Kyotoin Kyoto

2007.2.102007.2.10


IHE IHE WorkshopWorkshop

第１回高知 2004.9.12第２回大阪 2005.1.22第３回札幌 2005.2.26第４回金沢 2005.5.14第５回名古屋 2005.9.3第６回小倉 2006.1.28第７回仙台 2006.5.13

第８回東京 2006.8.5第９回京都 2007.2.10第10回高松 2007.5.12第11回大津 2007.8.11第12回広島 2007.11.10第13回新潟 2008.1.26

ワークショップは、医療関係者やベンダーの方を対象とした勉強会です。


書店にて書店にて販売中販売中

IHEIHE--J J 渉外委員会編渉外委員会編

『『IHEIHE入門入門』』もよろしくもよろしく


まとめまとめ日本IHE協会が組織され、国際的な活動の中で、IHEは利用されつつある。

アメリカ、ヨーロッパ、アジア・オセアニアで、IHEは協調して活動している。

関連学会で講演・デモ・展示などを行い、参加者は、７０～９０％がＩＨＥに対して好意的な理解を示した。

ＩＨＥの普及により、メーカーやユーザーにとってサクセスストーリーが出始めている。


最後に皆様への最後に皆様へのお願いお願い

48

IHEIHEへのへの関わり合い関わり合い

ユーザユーザ

臨床現場のいろいろな問題点を提起し、臨床現場のいろいろな問題点を提起し、解決策を考える解決策を考える

良いシステムを安く、早く導入可能良いシステムを安く、早く導入可能

メーカメーカ

いろいろいろいろなな要望を一本化し、製品に反要望を一本化し、製品に反映できる映できる

開発工期の短縮、リスクの軽減開発工期の短縮、リスクの軽減

日本日本IHEIHE協協

会へ各々の会へ各々の立場で立場で

ご参加下さい。ご参加下さい。

49

IHEIHE活動への参加活動への参加

各分野での各分野での業務シナリオの作成業務シナリオの作成

既存の規格を利用しての業務シ既存の規格を利用しての業務シナリオの実現ナリオの実現

接続テスト接続テスト

結果の公開結果の公開・活動の広報・活動の広報

国際的な協調国際的な協調などなど

50

今後の今後のIHEIHEの活動についての活動についてご協力をお願いします。ご協力をお願いします。

ENDEND

Documents

WS11 03 IHE WorldTrend ando22007.2 (New Orleans) IHE Workshop in Ootsu 2007.7.11 19 HIMSS 病院情報管理 システム学会 2007.2 (New Orleans)

WS11 03 IHE WorldTrend ando22007.2 (New Orleans) IHE Workshop in Ootsu 2007.7.11 19 HIMSS 病院情報管理システム学会 2007.2 (New Orleans)