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管理者の観点からみた Redmine運用 ~運用継続性の担保~ shinagawa.redmine 5回勉強会 2013.06.29 @naitoh 13623日日曜日

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管理者の観点からみたRedmine運用~運用継続性の担保~

shinagawa.redmine 第5回勉強会2013.06.29

@naitoh

13年6月23日日曜日

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Redmineの魅力

•豊富なプラグイン:機能を拡張できる

• Ruby on Rails : 本体にパッチを当てて改造しやすい。

•定期的(およそ4ヶ月毎)なメジャーアップデート:より便利に。

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管理者の作業

•プラグインは何個いれてますか?

•パッチは何個あててますか?

• Redmineのバージョンアップは何回しましたか?

⇒便利さは管理者が対応して実現します。

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Redmine運用のシーン1.導入時

2.運用中

3.バージョンアップ時

各シーンについて議論してみてください

運用上のポイントの一例を紹介しますのでワークショップの話題にしてください。

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1.導入時

• Redmine のインストール

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LinuxでのRedmine

•推奨インストール手順(redmine.jp)あり。

•場合により自前でRuby コンパイルが必要。(※CentOS 6の標準 Ruby は 1.8.7)

• Ruby 1.8.7のサポート期限は2013/06

• Rubygems & Bundler 管理。(インターネットに繋がってないと敷居があがる)

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LinuxでのRedmine

一括インストーラもあります。

1. Bitnami(Ruby + Redmine)

•タイムリーなRedmine最新版提供

2. ALMinium(Ruby + Redmine + plugin)

• plugin対応後にRedmine最新版提供

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WindowsでのRedmine

•推奨インストール手順が英語のみ。

http://www.redmine.org/projects/redmine/wiki/HowTos

• Ruby は何を使うかから悩む…。

mswin32版… 今なら Ruby Installer?

• RMagickはネイティブモジュール要追加。

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Page 9: Redmine admin

WindowsでのRedmine

一括インストーラもあります。

1. Bitnami(Ruby 1.9.3 + Redmine 2.3.1)

•タイムリーなRedmine最新版提供

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2.運用中

• Redmine 改善要望&トラブル対応。

•パッチで対応

•プラグインで対応。

• Redmineのバージョンアップで対応。

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Redmineパッチ

•ガントチャート日付パッチ

•ガントチャート担当者パッチ

•ガントチャート編集パッチ #2024

⇒手パッチで編集作業…。

必要なら本家に要望を上げましょう。

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Redmineプラグイン•最新のRedmineに対応してる?

• Redmine 1.4(routes)/2.0(Rails3)/2.1(jQuery) の壁。

• 2.1に対応してれば2.2~2.3ではだいたい動く。(たまに動きません。)

期待どおりに動かない場合、仕様なのかバグなのか未対応なのかよくわからない。

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3.バージョンアップ時

1. Redmine 本体のバージョンアップは楽。

• bundle update & rake db:migrade でアップデート作業完

2.パッチの再検証。必要なら再作成。

3.プラグインを対応版に入れ替え。

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Redmineプラグイン

• Redmineバージョンアップで新機能を使いたいのにプラグインが未対応だと…

1.プラグインが対応するまでRedmineバージョンアップを保留。

2.プラグインを自分で対応させる。

3.プラグインを外す。(対応時に再導入)

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プラグイン選択のポイント1.継続的にメンテナンスされそうなプラグインを選ぶ

2.メンテナンスされてない場合、プラグインを外しても問題ないものを選ぶ

3.自分でメンテナンスできそうなものを選ぶ

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対応プラグインの探し方1• Redmine本家のプラグインページからバージョン指定で検索。

• GitHub Network を探す。

•作者以外が対応版をforkで作成。

• forkが複数。⇒よく使われている&メンテナンスを誰かがしてくれそう。

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対応プラグインの探し方2データーベース操作の有無が重要。

• db/* が無ければ互換性を気にする必要が無いのでfork 版を気軽に使用可能。

• db/* がある場合、互換性が重要なのでdb/*配下に変更を加えていないことが重要。(変更がある場合、オリジナルに戻れるか不明)

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対応プラグインの探し方3

•データベースを操作なし。⇒プラグインはいつでも外せる。(Redmineの新機能でサポートされたなど)

•データベース操作あり&プラグイン側の領域にデータ蓄積。⇒プラグインを外すと情報が見えなくなるので外しにくい。(用語集やImpasseプラグインなど)

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運用のベストプラクティス

• Redmineバージョンアップは、メジャー版数の一つ前のマイナー版数がプラグイン対応が進んでいるのでお勧め。(例:2.3⇒2.2.4)

•パッチやプラグインを入れすぎない。

•メンテナンスされているプラグインを選ぶ。

•未対応プラグインを外すことも視野に。13年6月23日日曜日