Hiroko K

awai

W.A.Mozart : An Chloë　クローエに Das Lied der Trennung　別れの歌 Abendempfindung　夕べの想い

中田喜直 : ゆく春　悲しくなった時は　髪

R.Strauß : Kornblumen　矢車草 Morgen　明日 Säusle, liebe Myrthe　 ささやいて、愛らしいミルテよ Hat gesagt -bleibt's nicht dabei　 お父さんは言いました

J.Benedict : Carnevale di Venezia　ベニスの謝肉祭

C.Debussy : Nuit d'étoiles　星の夜L.Delibes : Les filles de Cadix　カディスの娘たちH.Berlioz : Absence　去りし人

V.Bellini : Eccomi in lieta vesta.....Oh! quante volte 私はこうして晴れの衣装を～ああ、幾度か （歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」より）V.Bellini: Son vergin vezzosa　私は美しい乙女 （歌劇「清教徒」より）　　　　　　　　　　　他演奏曲目は変更になる場合がございますが、ご了承ください。 就学前のお子様の同伴・ご入場はご遠慮ください。

ピアノ：マールテン・ヒレニウス Maarten Hillenius

Program

岡山公演

2011年10月10日（月・祝） 14：30開場 15：00開演岡山県立美術館ホール岡山市北区天神町8-48 Tel 086-225-4800入場料：3,000円（全席自由）チケット取扱 ： 岡山県立美術館アサンブレ Tel 086-221-2188　 岡山シンフォニーホールチケットセンター Tel 086-234-2010　 プレイガイドインディスク（天満屋倉敷店 4F） Tel 086-422-1457　 インターネットからは http：//www.hirokokawai.com/concertお問い合わせ ： 岡山県立美術館アサンブレ Tel 086-221-2188主催：フォンタ―ナの会後援：オランダ王国大使館、岡山県、倉敷市教育委員会、　　　朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、山陽新聞社

関西公演

2011年10月13日（木） 18：30開場 19：00開演兵庫県立芸術文化センター・神戸女学院小ホール 西宮市高松町2-22 ●阪急「西宮北口」駅 南改札より連絡通路で直結入場料：3,000円（全席自由）チケット取扱 ： 芸術文化センターチケットオフィス Tel 0798-68-0255 インターネットからは http：//www.hirokokawai.com/concertお問い合わせ ： BM関西 Tel 090-8125-6213 尾付野（おつきの）主催：BM関西後援：オランダ王国大使館

東京公演

2011年10月17日（月） 18：30開場 19：00開演東京オペラシティ・リサイタルホール新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワーB1F Tel 03-5353-0788●京王新線「初台」駅 東口より直結徒歩 5分以内　（JR新宿駅南口で京王新線は京王線とは乗り場が異なります）入場料：4,000円（全席自由）チケット取扱 ： 東京オペラシティチケットセンター Tel 03-5353-9999　 東京文化会館チケットサービス Tel 03-5685-0650　 インターネットからは http：//www.hirokokawai.com/concertお問い合わせ ： BM関東 Tel 044-934-3458 原主催：BM関東後援：オランダ王国大使館

Soprano R

ecital

　こんな時代だからなおさら、いつもと変わらず「喜び」や「楽しい」時間を持ちたいと思ってはみるものの、年々哀しいプログラムが増えて来るのはどうしたことか。私のテーマは一貫して「心にもからだにも喜び」なのだけれど。/モーツァルトの『別離の歌』、ベルリオーズの『去りし人』はともに去った人を想う悲しい歌。しかし一見演歌のような耐え忍ぶ心を持つドイツとラテンの国フランスではこうも違うのだ。傷ついた心に新しい芽生えがすでにある。中田喜直の「『悲しくなったときは』海を見に行く」、「あなたが病気なら海を見に行く」。ずっとこの部分にひっかかっていた、病気とは。寺山修司はその前の詩で「夏になるとどんなに妻を愛していてもどこか遠くへ行きたくなる」と詠む。ベッリーニのオペラアリア『ああ幾度か』は政略結婚のための衣装の前で、ロミオを想い悲しみにくれるジュリエットの歌。/ R.シュトラウスの甘美な音楽『明日』、そこは光に満ちた静かな喜びの世界。ブレンターノの詩は愛の象徴であるミルテにちなんで「夢は翼をはためかせ、花を摘むように星を摘む」。さて今日はどんな夢を皆様にご案内できるでしょうか。

Maarten Hillenius Piano

マールテン・ヒレニウス ピアノ　アムテルダム生まれのオランダ人。ピアノをアムステルダム王立音楽院とユトレヒト王立音楽院に学ぶ。在学中から特に声楽伴奏者として活躍し、伴奏法をN・リー、I・ゲージ、R・ヤンセンの諸氏に師事。ヨーロッパ各地で多数の演奏会を行うと同時に、オランダ、スペイン、フランス、ポルトガルでテレサ・ベルガンサなど多数の著名な歌手のマスタークラスの公式伴奏を務める。CDもリリースされ、現在、アムステルダム・センター・オペラとネーデルランド・オペラ・アムステルダム、2001年からロッテルダム王立音楽院でも教鞭を取っている。

～悲しい曲や哀愁に帯びた曲、複雑な表現を伴う曲は、　　　　　　喜びのための一つの通り道のような気がします～Message

川井弘子のコンサート・講座・レッスン情報

ソプラノ 川井弘子の春待ちコンサート～ヴァイオリンの調べにのせて春の歌をあなたに～

【岡山】 2012年1月15日（日） 15:00開演 日本福音ルーテル岡山教会【大阪】 2012年1月21日（土） 15:00開演 大阪倶楽部

ヴァイオリンの調べとともに、ヘンデルやモーツァルトの歌曲やオペラアリアをあなたに。心やすらぐ春待ちコンサート。トークや体操 ?もお楽しみに !

共演：高須昌緒（ヴァイオリン）、高須理佳（ピアノ・岡山）、　　 三嶋由香（ピアノ・大阪）

〈AEコース〉♪川井弘子のボデイ・マッピング講座♪

「音楽家なら誰でも知っておきたい『からだ』のこと」

音楽する人のためのからだの仕組みと動きを学ぶ講座。本番で緊張する、どこか痛くなる、もっと効率よく練習したい。そんな問題をこの講座で解決できます。

【東京】 2011年10月28日（金） SKホール（新高円寺）【大阪】 2011年11月18日（金） JR茨木駅周辺【倉敷】 2011年12月11日（日） 倉敷市芸文館【東京】 2012年 2 月 5 日（日） SKホール受講料：15,000円（東京・大阪）、13,000円（倉敷）定　員：12名

♪個人レッスン♪川井弘子は声楽と「ボディ・マッピング」を使ったピアノや弦楽器などのレッスンを毎月、東京・大阪・倉敷で行っています。また、年に数回、富山・金沢・新居浜・那覇でもレッスンしています。受験生や愛好家の方から演奏家の方まで。音楽することに勇気や自信がわくと好評です !ご興味のある方は一度、お問い合わせ下さい。

お問い合わせ：E-Mail hiro@hirokokawai.com 　　　　　　　 Tel/Fax 086-525-2835 川井

　岡山県倉敷市生まれ。父は銀行員、母は主婦。1、2歳の頃、母に背負われて当時流行していた「こんにちは赤ちゃん」を熱唱、周囲を微笑ませる。音楽的環境にはないが音楽教室に通い始めたのは5歳の時。小4、臨時編成された合唱部で声が大きかった。小6、NHK合唱コンクール岡山県大会優勝、この時は伴奏者。書道、絵画教室にも通い、勉強と共にどれも好きだった。喘息持ちの引っ込み思案は、何でも積極的に取り組む元気な子に成長する。　倉敷南高校は当時、県下で指折りの新設受験校。まさに受験一色、好きな科目は生物、センター試験では不利だったが後に役立ったのは3年間必修の世界史。文系だが理系と共に数IIIも、音楽は高3では選択できなかった。通学時間が長く体力的にも限界でピアノをやめようと思ったが、逆に声楽を始めることに。初めての歌曲が山陽学生コンクール第3位、ピアノの先生に連れられて永井和子氏の元に。東京芸大受験を勧められたが、教員を志し広島大学教育学部音楽科に。大学では西独から帰国直後の日比啓子氏に師事。「サウンド・オブ・ミュージック」のマリア、音楽科初のオペラ「ヘンゼルとグレーテル」でヘンゼルなどを好演、首席で卒業。東京学芸大学大学院と二期会オペラスタジオへ。修論は理論と実技の間の研究がしたいと、大学3年から師事していた木下武久氏の発声トレーニング法のこと。大学院修了と同時に渡独。その後、ドイツ・オランダ・フランス・アメリカで研鑚を積む。主な師事者、声楽：J.シュタヴスキー、E.アーメリング、M.ブロック、歌曲解釈法：K.リヒター、R.ヤンセン、発語法：C.フンメル、U.クッター、トマティス・メソード：故A.トマティス、ボディ・マッピング：B.コナブルの諸氏。

1987-89 Stuttgart / München （ドイツ） 　　声楽＋アレクサンダー・テクニーク　　シュトゥットガルト音楽大学1994-95 Utrecht / Amsterdam （オランダ）　　声楽　<オランダ政府給費留学>　　ユトレヒト王立音楽院1998 東京 / Pretoria （南アフリカ） / Paris （フランス）　　声楽＋音楽教育＋トマティス・メソード 　　　●トマティス・メソード・エジュケーター資格取得

Profile Hiroko Kawai Soprano

川井弘子 ソプラノ

1999 Amsterdam / Fontainbleau （フランス）2000 Amsterdam / Carcassonne （フランス） 　　声楽＋トマティス・メソード 2001 Amsterdam / Portland （アメリカ）　　声楽＋ボデイ・マッピング 　　　●アンドーヴァー・エジュケーター資格取得1992-98 福山大学・福山平成大学 非常勤講師2000-06 中国短期大学音楽科 非常勤講師

　ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私はアンドーヴァー・エジュケーターで、「ボディ・マッピング」を「音楽家ならだれでも知っておきたい『からだ』のこと」（同名の本はベストセラー）という題名の講座で、東京・横浜・千葉・大阪・名古屋・富山・金沢・倉敷・新居浜・松山・那覇など全国で指導し、演奏家や愛好家の方2000人以上にお目にかかりました。この4月には「川井弘子の“気づき”で楽しく“歌うからだ”作り～合唱指導の新しい手がかりと『ボデイ・マッピング』」というDVDも発売され、中高の合唱教育に携わる先生方からも多くの依頼を受けるようになりました。一方、「ボディ・マッピング」だけでは足りないと感じ、マリア・カラスが晩年通ったことでも有名なフランスの耳鼻咽喉科医故A.トマティス博士のメソードを再確認（幸いにも博士を2000年に訪問）、スペインの「音楽家のフォーカル・ジストニア」治療の専門家J・ファリアス博士、東大のスポーツ医学・整形外科医渡會公治先生からは解剖学や体操を、耳鼻咽喉科医文珠敏郎先生には音声学を教わり、指導と自分の練習に取り入れて来ました。音環境にも年々注意が必要だと感じていますが、気持ちのいい音楽をお届けできますよう励んでいます。お忙しいと存じますが、どうかご来場いただけますと幸いです。

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川井弘子のウエッブサイトhttp://www.hirokokawai.com