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改質アスファルト防水 トーチ工法 RAPINESS ラピネス防水標準仕様書

ラピネス防水標準仕様書 RAPINESS - SHOSEKIKAKO...防水工法は時代のニーズや建設技術の発展と共に進化し、 アスファルト防水材から改質アスファルト防水材への転換が

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改質アスファルト防水 トーチ工法RAPINESSラピネス防水標準仕様書

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防水工法は時代のニーズや建設技術の発展と共に進化し、

アスファルト防水材から改質アスファルト防水材への転換が

進んで来ました。そして省力化、環境への影響などを考慮した

「トーチ工法」が官公庁の標準仕様にも採用され、

かつ仕様の多様化が進み、防水仕様の主流になりつつあります。

「ラピネス防水」は、当社の改質アスファルト防水

トーチ工法として、防水層に求められる基本性能を高め、

新築工事、改修工事、寒冷地区、温暖地区、

四季を問わず施工を可能としました。

さまざまな下地状況に対応できる

ラピネス スーパーファスナー工法(機械的固定工法)を

加えたラピネス防水のラインナップを、

ぜひご検討ください。

特徴

環境に優しいアスファルト防水熱工法の臭い、煙の発生がほとんどなく、

低環境負荷性の防水工法です。

信頼性の高い防水機能シートは合成繊維不織布と改質アスファルトから

構成され、強度と伸び性能(坑張積)に優れており、

トーチバーナーで加熱溶着することにより

高い水密性を発揮します。

優れた経済性アスファルト溶融釜などの大掛かりな

設備を必要とせず、工期の短縮、

省力化が図れます。

防水仕様の主流へ―改質アスファルト防水 トーチ工法

目次

公共建築工事標準仕様書 対応仕様日本建築学会仕様書 対応仕様

露出防水密着 非断熱 複層 TS30R 3

露出防水密着 非断熱 単層 TS20R 4

露出防水絶縁 非断熱 複層 TSM25R 5

露出防水絶縁 非断熱 単層 TSV15R 6

露出防水絶縁 非断熱 単層 TSS15R 7

露出防水絶縁 断熱 複層 TIS20R 8

保護防水密着 非断熱 複層 TF30R 9

保護防水密着 断熱 複層 TIF30R 10

メーカー仕様

保護防水密着 非断熱 単層 TF20R 11

保護防水密着 断熱 単層 TIF20R 12

軽歩行防水密着 非断熱 単層 TKF20R 13

軽歩行防水密着 非断熱 単層 TBF20R 14

ラピネス スーパーファスナー工法 15

機械的固定工法 複層 TSK30R 17

機械的固定工法 単層 TSK20R 17

アスファルト系塗膜防水材

架台防水密着 MC-30 20

施工要領 22

施工手順 23

材料案内 25

防水層の維持管理 29

1

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防水工法は時代のニーズや建設技術の発展と共に進化し、

アスファルト防水材から改質アスファルト防水材への転換が

進んで来ました。そして省力化、環境への影響などを考慮した

「トーチ工法」が官公庁の標準仕様にも採用され、

かつ仕様の多様化が進み、防水仕様の主流になりつつあります。

「ラピネス防水」は、当社の改質アスファルト防水

トーチ工法として、防水層に求められる基本性能を高め、

新築工事、改修工事、寒冷地区、温暖地区、

四季を問わず施工を可能としました。

さまざまな下地状況に対応できる

ラピネス スーパーファスナー工法(機械的固定工法)を

加えたラピネス防水のラインナップを、

ぜひご検討ください。

特徴

環境に優しいアスファルト防水熱工法の臭い、煙の発生がほとんどなく、

低環境負荷性の防水工法です。

信頼性の高い防水機能シートは合成繊維不織布と改質アスファルトから

構成され、強度と伸び性能(坑張積)に優れており、

トーチバーナーで加熱溶着することにより

高い水密性を発揮します。

優れた経済性アスファルト溶融釜などの大掛かりな

設備を必要とせず、工期の短縮、

省力化が図れます。

防水仕様の主流へ―改質アスファルト防水 トーチ工法

目次

公共建築工事標準仕様書 対応仕様日本建築学会仕様書 対応仕様

露出防水密着 非断熱 複層 TS30R 3

露出防水密着 非断熱 単層 TS20R 4

露出防水絶縁 非断熱 複層 TSM25R 5

露出防水絶縁 非断熱 単層 TSV15R 6

露出防水絶縁 非断熱 単層 TSS15R 7

露出防水絶縁 断熱 複層 TIS20R 8

保護防水密着 非断熱 複層 TF30R 9

保護防水密着 断熱 複層 TIF30R 10

メーカー仕様

保護防水密着 非断熱 単層 TF20R 11

保護防水密着 断熱 単層 TIF20R 12

軽歩行防水密着 非断熱 単層 TKF20R 13

軽歩行防水密着 非断熱 単層 TBF20R 14

ラピネス スーパーファスナー工法 15

機械的固定工法 複層 TSK30R 17

機械的固定工法 単層 TSK20R 17

アスファルト系塗膜防水材

架台防水密着 MC-30 20

施工要領 22

施工手順 23

材料案内 25

防水層の維持管理 29

2

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3

公共建築工事標準仕様書

対応仕様

露出防水密着

非断熱

複層

| TS30R

3

公共建築工事標準仕様書 AS-T1複層  TS30R

露出防水密着・非断熱

*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*2 AS-T1仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、非露出複層防水用R種 厚さ2.5mm以上(ラピネステープW200)とする。

エバーゾール100P

保護塗料

1

4

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 ラピネスシートGR400

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*1)

(露出複層防水用R種、 3.0mm以上)

改質アスファルトシート ― ラピネスシートPW250 ラピネスシートPW250

(非露出複層防水用R種、 2.5mm以上)

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR4003

ラピネスシートPW2502

ラピネスシートPW2502

ラピネスシートGR4003

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、平場・立上り工程1の前にフジペースト(1.0kg/m²)を塗布する。改修

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公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書

対応仕様

露出防水密着

非断熱

単層

| TS20R

公共建築工事標準仕様書 AS-T2日本建築学会仕様書 AT-MF

露出防水密着・非断熱単層  TS20R

*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*2 AT-MF仕様の場合は、増張りを省略する。

エバーゾール100P

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR400

保護塗料

※増張り*2

1

2

3

工程

1

2

3

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 ラピネスシートGR400

― ラピネステープ W200

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*1)

(露出単層防水用R種、 4.0mm以上)

増張り用シートは、非露出複層防水用R種厚さ2.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

ラピネスシートGR4002

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、平場・立上り工程1の前にフジペースト(1.0kg/m²)を塗布する。改修

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5

公共建築工事標準仕様書

対応仕様

露出防水絶縁

非断熱

複層 | TSM

25R

公共建築工事標準仕様書 AS-T3複層  TSM25R

露出防水絶縁・非断熱

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更し、立上り工程2をハイネスTFシートに変更する。改修

*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*2 AS-T3仕様の場合は増張りを行い、増張り用シートは、非露出複層防水用R種 厚さ2.5mm以上(ラピネステープW200)とする。*3 AS-T3を部分的に溶着させる場合は、工程2を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。*4 AS-T3の立上りは工程2を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。

エバーゾール100P

保護塗料

1

4

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 ラピネスシートGR400

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*1)

(露出複層防水用R種、3.0mm以上)

部分粘着層付改質アスファルトシート*3 ― ハイネスシートSW-T ラピネスシートPW250*4

(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR4003

ラピネスシートPW2502

ハイネスシートSW-T2

ラピネスシートGR4003

(ハイネスシートSW-Tの短辺方向は突付けとし、増張り用シートを用いて処理してください。)

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公共建築工事標準仕様書

対応仕様

露出防水絶縁

非断熱

単層

| TSV15R

単層  TSV15R 公共建築工事標準仕様書 AS-T4

露出防水絶縁・非断熱

*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*2 立上りは工程2を省略する。

エバーゾール100P

エアソールフラム

保護塗料

※増張り

1

2

4

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

あなあきシート*2 ― エアソールフラム ラピネスシートGR400

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 保護塗料

― ラピネステープ W200

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料

(0.4*1)

(露出単層防水用R種、 4.0mm以上)

増張り用シートは、非露出複層防水用R種厚さ2.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR4002

ラピネスシートGR4003

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。

改修

下地がウレタン塗膜防水の場合、平場・立上り工程1の前にフジペースト(1.0kg/m²)を塗布する。改修

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公共建築工事標準仕様書

対応仕様

露出防水絶縁

非断熱 | 単層

| TSS15R

単層  TSS15R(スポット工法) 公共建築工事標準仕様書 AS-T4

露出防水絶縁・非断熱

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。改修下地がウレタン塗膜防水の場合、平場・立上り工程1の前にフジペースト(1.0kg/m²)を塗布する。改修

*1 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。*2 平場部の工程2は部分溶着とする。*3 立上り際の500mm程度は、改質アスファルトシート(ラピネスシートGR400)を全面密着させる。

エバーゾール100P

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR400

保護塗料

※増張り

1

2

3

(スポット工法)*2

工程

1

2

3

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 ラピネスシートGR400

― ラピネステープ W200

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料 保護塗料

(0.4*1)

(露出単層防水用R種、 4.0mm以上)

増張り用シートは、非露出複層防水用R種厚さ2.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

ラピネスシートGR4002

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公共建築工事標準仕様書/日本建築学会仕様書

対応仕様

露出防水絶縁

断熱

複層

| TIS20R

公共建築工事標準仕様書 ASI-T1日本建築学会仕様書 AT-MT複層  TIS20R(飛び火認定対応)

露出防水絶縁・断熱

*1 TIS20Rの断熱材の張付けにSKボンドを使用する場合、平場工程1を省略することができる。*2 下地がALCパネルの場合は、工程1を( )内とする。 *3 飛び火認定対応の場合は、断熱材張付け材はSKボンドとし、保護塗料はフジカラートップ難燃を使用する。*4 断熱材の張付けはSKボンドまたはアスセメントに替えて、機械的に固定することができる。(固定金具は風圧力と引き抜き強度を検討の上、決定する。)*5 ASI-T1の立上りは工程3を改質アスファルトシート(非露出複層防水用R種、2.5mm以上)とする。*6 立上り際の500mm程度は、改質アスファルトシート(ハイネスTFシート)を全面密着させる。*7 AT-MT仕様の場合は、増張りを省略し、ハイネスTFシートを入隅から100mm立上げる。

エバーゾール100P

保護塗料

※増張り*7 ハイネスTFシート*6*7

1

5

工程

1

2

3

4

5

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り*1 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートGR400 保護塗料

― ハイネスTFテープ W200

仕上塗料塗り 規定量による 保護塗料*3

(0.4*2)

(露出複層防水用R種、3.0mm以上)

増張り用シートは、粘着層付改質アスファルトシート 厚さ1.5mm以上とする。

使用量(kg/m2)

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)■フジカラートップ難燃 1.5kg/m2(2回塗り) (飛び火認定対応の場合に使用)

保護塗料の種類

ハイネスシール

アルミアングル

ラピネスシートGR4003

ラピネスシートPW2502

ラピネスシートGR4004

断熱材張付け ― RAボードU ラピネスシートPW250*5

(非露出複層防水用R種、1.5mm以上)

部分粘着層付改質アスファルトシート ― ハイネスシートSW-T ラピネスシートGR400

ハイネスシートSW-T3

(SKボンド0.5kg/m2またはアスセメント0.5kg/m2で点張り)*3*4

RAボードU

SKボンド

2

(ハイネスシートSW-Tの短辺方向は突付けとし、増張り用シートを用いて処理してください。)

下地が砂付アスファルトルーフィングの場合、平場工程1をタフベースに変更し、使用量は下地の状況により、0.6 ~1.0kg/m²とする。

改修

下地がウレタン塗膜防水の場合、工程1をUP103(0.1kg/m²)に変更し、断熱材の張付け材をSKボンド(0.5kg/m²)とし、立上り工程2をハイネスTFシートに変更する。

改修

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日本建築学会仕様書

対応仕様

保護防水密着

非断熱 | 複層 | TF30R

日本建築学会仕様書 AT-PF複層  TF30R

保護防水密着・非断熱

*1 絶縁工法に変更する場合、平場工程2のラピネスシートPW250をハイネスシートSW-Tに置き換え、仕様番号をTFM25Rとする。(メーカー仕様)*2 工程3のラピネスシートSP350は、ラピネスシートPW250に変更することができる。*3 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。

エバーゾール100P

ラピネスシートPW250

絶縁クロス

1

2

4

工程

1

2

3

4

材料・工法 平場 立上り

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートPW250*1 ラピネスシートPW250

改質アスファルトシート*2 ― ラピネスシートSP350 ラピネスシートSP350*3

絶縁用シートの敷込み ― 絶縁クロス

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

(非露出複層防水用、 2.5mm以上)

(非露出複層防水用、 2.5mm以上)

使用量(kg/m2)

ハイネスシール

アルミアングルラピネスシートPW2502

ラピネスシートSP3503

ラピネスシートSP3503

SKボンド

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日本建築学会仕様書

対応仕様

保護防水密着

断熱

複層

| TIF30R

複層  TIF30R

保護防水密着・断熱

エバーゾール100P

SKボンド

1

*1 絶縁工法に変更する場合、平場工程2のラピネスシートPW250をハイネスシートSW-Tに置き換え、仕様番号をTIF25Rとする。(メーカー仕様)*2 工程3のラピネスシートSP350は、ラピネスシートPW250に変更することができる。*3 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。

絶縁クロス5

ラピネスシートSP3503

ラピネスシートPW2502

RAボードS4

ラピネスシートPW2502

ラピネスシートSP3503

ハイネスシール

アルミアングル

SKボンド

1

2

3

4

プライマー塗り 0.2 エバーゾール100P エバーゾール100P

改質アスファルトシート ― ラピネスシートPW250*1 ラピネスシートPW250

改質アスファルトシート*2 ― ラピネスシートSP350 ラピネスシートSP350*3

断熱材張付け  ― RAボードS

5 絶縁用シートの敷込み ― 絶縁クロス

(非露出複層防水用、 2.5mm以上)

(非露出複層防水用、 2.5mm以上)

(SKボンド0.5kg/m2で点張り)

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

工程材料・工法 平場 立上り使用量

(kg/m2)

日本建築学会仕様書 AT-PF

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11

メーカー仕様

保護防水密着

非断熱

単層

| TF20R

単層  TF20R

保護防水密着・非断熱

工程

1

2

3

平場 立上り

ラピネスシートSP350 ̶ ラピネスシートSP350*2 ̶

絶縁クロス ̶

エバーゾール100P

増張り*1

1

*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。

エバーゾール100P 0.2 エバーゾール100P 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

絶縁クロス3

ラピネスシートSP3502

ラピネスシートSP3502

ハイネスシール

アルミアングル

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

(ラピネスシートSP350の長辺・短辺方向重ね部は、ラピネステープW200で増張り、またはネオファルトで十分に水密処理を行う。)

SKボンド

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12

メーカー仕様

保護防水密着

断熱

単層

| TIF20R

単層  TIF20R

保護防水密着・断熱

工程

1

2

3

4

平場 立上り

ラピネスシートSP350 ̶ ラピネスシートSP350*2 ̶

ネオファルト 1.5 ネオファルト目地引き 0.2

RAボードS ̶

エバーゾール100P

増張り*1

1

5 絶縁クロス ̶

(SKボンド0.1kg/m2で点張り)

*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。*2 立上り部を露出仕上げとする場合、ラピネスシートSP350をラピネスシートGR400に置き換え、保護塗料仕上げを行う。

エバーゾール100P 0.2 エバーゾール100P 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

絶縁クロス5

ラピネスシートSP3502

RAボードS4

ネオファルト3

ラピネスシートSP3502

ハイネスシール

アルミアングル

SKボンド

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13

メーカー仕様

軽歩行防水密着

非断熱

単層

| TKF20R

単層  TKF20R

軽歩行防水密着・非断熱

工程

1

2

3

4

平場 立上り

ラピネスシートSP350 ̶ ラピネスシートGR400 ̶

SKボンド*2 1.5 保護塗料 ̶

彩色カバータイト ̶

エバーゾール100P

増張り*1

1

*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。*2 SKボンドはアスセメントに変更することができる。 

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

エバーゾール100P 0.2 エバーゾール100P 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

ハイネスシール

アルミアングル彩色カバータイト4

ラピネスシートSP3502

SKボンド3

ラピネスシートGR4002

保護塗料3

アスファルト成型板仕上げ

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メーカー仕様

軽歩行防水密着

非断熱

単層

| TBF20R

単層  TBF20R

軽歩行防水密着・非断熱

工程

1

2

3

平場 立上り

ラピネスシートSP350 ̶ ラピネスシートGR400 ̶

ソフトロンS ̶ 保護塗料 ̶

エバーゾール100P

増張り*1

1

4 SKルーフタイル ̶

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

保護塗料の種類

エバーゾール100P 0.2 エバーゾール100P 0.2

使用量(kg/m2)

使用量(kg/m2)

ハイネスシール

アルミアングルSKルーフタイル4

ラピネスシートSP3502

ソフトロンS3

ラピネスシートGR4002

保護塗料3

*1 増張り用シートは、ラピネステープW200とする。

SKルーフタイル仕上げ

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ラピネス スーパーファスナー工法改質アスファルト機械的固定工法

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ラピネス

スーパーファスナー工法

特徴

地球環境に配慮したエコ仕様の防水工法です。

ラピネス スーパーファスナー工法 改質アスファルト機械的固定工法

地球温暖化の問題がますます深刻化し、様々な分野で環境への配慮が叫ばれております。建築業界においても建設現場及び現場周辺の環境に配慮した工法が求められています。防水業界にあっても防水層の省層化、省エネ化、施工性の省力化、二酸化炭素排出量及び産業廃棄物発生量の削減など地球環境に配慮した防水工法・仕様の確立が求められています。弊社ラピネス スーパーファスナー工法はこれらのニーズに対応できる新しい時代の防水工法です。

耐久性に優れた防水シート合成繊維不織布と広い温度範囲で安定した性能を保持する改質アスファルトの組み合わせにより、耐久性、耐熱性、耐候性、耐水性等に優れた防水シートです。

湿潤下地でも施工可能です。 かつ防水層のフクレがありません。固定金具を用いて下地に固定するため、下地は十分に乾燥していなくても施工が可能です。また、絶縁工法のため、下地からの水蒸気圧を分散・拡散し、防水層のフクレを防ぎます。

特に改修工事にはメリットの多い工法です。既存防水層の種類や接着性を問いません。また、湿潤下地でも施工可能です。下地調整も軽微で済み、「かぶせ工法」に最適です。

地球に優しいエコ工法有機溶剤系材料の使用量が極端に少ない工法です。また、臭いや煙の発生も少なく、産業廃棄物の発生も少量です。

省層化工法(単層仕様)が可能です。4mm厚の耐久性に優れた防水シートを使用することにより、単層仕様を可能にしています。

水密性の高い工法です。シートの重ね部はトーチバーナーで加熱、溶着することにより一体化し、高い水密性が得られます。

機械化施工を可能にしたピン固定工法自動釘打ち機を使用することにより施工のスピード化、騒音の軽減が図れます。

自動釘打ち機(エアロスミス)

あと施工アンカー打ち込みハンマードリル衝撃音レベル(dB

衝撃時間(sec)

施工時の騒音比較エアロスミス

約10秒 約7秒 1秒以下衝撃時間(sec)

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ラピネス スーパーファスナー工法

防水仕様

露出単層仕様  TSK20R露出複層仕様  TSK30R

機械的固定工法

工程

1

2

3

平場 立上り

増張り先やり工法 増張り後やり工法

保護塗料 ラピネスシートGR400M

ラピネスシートGR400M エバーゾール100P

保護塗料

エバーゾール100P1

※ 増張り用シートは、ラピネステープとする。※ 湿潤下地の場合は、脱気筒を設置する。

アルミアングル

固定ディスクピン

ハイネスシール

ラピネスシートGR400M2

ラピネスシートGR400M1

アルミアングルハイネスシール

保護塗料2

工程

入り隅部納まり図(増張り例)

1

2

3

平場 立上り

ラピネスシートGR400 ラピネスシートGR400

保護塗料 保護塗料

エバーゾール100P1

※ 増張り用シートは、ラピネステープとする。※ 湿潤下地の場合は、脱気筒を設置する。

ラピネスシートPW250M エバーゾール100P

固定ディスクピン

ラピネスシートGR4002

ラピネスシートPW250M1

ラピネスシートGR4002

保護塗料3

ラピネスシート GR400M

ラピネステープ(増張り)

ラピネスシート GR400M

固定ディスク・ピン

100

200 100

100

ラピネスシート GR400M

固定ディスク・ピン

ラピネステープ(増張り)

ラピネスシート GR400M

300

150

100

100

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ラピネス

スーパーファスナー工法

固定金具割付・施工手順

固定金具割付

施工手順

■固定金具割付例(周辺・コーナー部)・重ね部のピン固定間隔は500mmとする。・パラペットまたは立上り周辺から1mの範囲ではピン固定間隔を300mmとする。・立上り部及び役物回りは密着張りとする。・ALCパネル、木毛セメント板およびぜい弱な下地については適用外です。・パラペットまたは立上り周辺部はピン固定を密着張りに置き換えることができ、

その場合、立上り際500mm程度を全面密着させる。

※注意 固定金具の割付(ピン間隔)は、風圧力と現場引抜強度及びシート強度との比較検証が必要です。

1m

パラペット

1m300mm 固定金具

300mm850mm

500mm

特定部位固定ピン ピッチ300㎜

一般部固定ピン ピッチ500㎜

ラップ部の状況

3 パラペットまたは立上り周辺部位  固定ピン施工

6 立上り入隅部増張り

9 完成

2 固定ディスク・固定ピン

5 平場重ね部トーチ施工

8 シート貼付け完了

1 密着部プライマー塗布

4 平場一般部固定ピン施工

7 立上り部シート施工

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ラピネス

スーパーファスナー工法

風圧力計算方法

風圧力計算方法

防水層に掛かる風圧力について風が吹くことにより防水層には上方向の力(風圧力)が働きます。風圧力は以下のように算出されます。

q(速度圧N/m²)=0.6×Er²×V₀²  W(風圧力N/m²)=q×Cf

Erは建物の高さ及び地表面粗度区分(表-1)によって決まります。V₀は基準風速(表-2)です。Cfは風圧係数を表し屋根の形状、勾配等により選定します。(表-3)

風圧力計算例 東京23区内 高さ15m 陸屋根の場合地表面粗度区分Ⅲ及び高さ15mからErは0.861 また東京23区の基準風速は34m/s

q(速度圧 N/㎡)=0.6×Er²×V₀² =0.6×0.861² ×34² =514N/㎡風圧力は風圧係数を掛けて

一般平場部:514×-2.5=-1,285N/㎡周辺部:514×-3.2=-1,645N/㎡コーナー部:514×-4.3=-2,210N/㎡ となる。(詳細資料は別途用意)

表-1 地表面粗度区分

Ⅰ 都市計画区域外にあって、極めて平坦で障害物がないものとして特定行政庁が規則で定める区域

Ⅱ 都市計画区域外にあって地表面粗度区分Ⅰの区域以外の区域(建築物高さが13m以下の場合を除く)又は都市計画区域内にあって地表面粗度区分Ⅳの区域以外の区域のうち、海岸線又は海岸線(対岸までの距離が1500m以上のものに限る。以下同じ)までの距離が500m以内の地域(ただし、建築物の高さが13m以下である場合又は当該海岸線若しくは海岸線からの距離が200mを超え、かつ、建築物の高さが31m以下である場合を除く)

Ⅲ 地表面粗度区分Ⅰ、Ⅱ又はⅣ以外の区域

Ⅳ 都市計画区内にあって都市化がきわめて著しいものとして特定行政庁が規則で定める区域

表-2 基準風速 V₀基準風速m/s 該当地区の例 

30 宮城県 福島県 群馬県 栃木県 長野県 富山県 石川県 新潟市32 札幌市 秋田市 八王子市 大宮市 静岡市 奈良市 広島市 岡山市 姫路市 大分市34 函館市 青森県 東京23区 横浜市 名古屋市 三重県 大阪市 神戸市 福岡市 佐賀県36 千葉市 鹿島市 横須賀市 伊東市 徳島市 宮崎市 小林市 川内市38 銚子市 伊豆大島 高知市 徳島県の一部 鹿児島市40 室戸市 枕崎市

42 〜 46 八丈島 鹿児島県の一部 沖縄県全域

表-3 風圧係数角度(θ)部位 10度以下 20度 30度以上

−2.5 −2.5 −2.5

−3.2 −3.2 −3.2

−4.3 −3.2 −3.2

−3.2 −5.4 −3.2

H (m):建築物の高さと軒の高さの平均θ (度):屋根面が水平面となす角度a′(m):平面の短辺長さと(H×2)の数値のうち計算例いずれか小さな数値(30を超えるときは30)

0.1a’0.1a’

0.1a’

0.3a’0.3a’

0.3a’0.3a’

0.3a’

0.3a’0.3a’

1.2m

3.6m

0.1a’0.1a’

0.1a’

0.3a’0.3a’

0.3a’0.3a’

0.3a’

0.3a’0.3a’

1.2m

3.6m

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アスファルト系塗膜防水材

架台防水密着

| MC-30

MC-30

架台防水密着

工程

保護塗料の種類

特徴

材料

フジマウントコート 1.0

フジクロスK ̶

フジマウントコート 1.0

フジマウントコート 1.0

UP103 0.1

保護塗料 ̶

■フジシルバー(水性) 0.3kg/m2

■フジカラートップ 0.5kg/m2(2回塗り)■フジカラートップS 1.5kg/m2(2回塗り)■フジトップクールG 0.6kg/m2(2回塗り)■フジトップクール 0.6kg/m2(2回塗り)

フジマウントコート

架台・基礎 増張り*

1フジクロスK2

フジマウントコート3フジマウントコート4

UP1035保護塗料6

■フジマウントコートは、アスファルト系防水材との 接着性に優れた1液タイプの塗膜防水材です。■架台・基礎などの役物の防水に併用できます。■無溶剤型で臭いもなく、塗膜の伸びが大きいので 下地追従性に優れています。

使用量(kg/m2)

* 増張り用シートは、フジクロスKとする。

1

2

3

4

6

5

フジマウントコート

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断熱材の選定基準 ~断熱材の厚さ~

住宅の省エネルギー基準 (鉄筋コンクリート造・屋根・外断熱)

◆改正省エネ基準 平成25年国土交通省告示第907号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

1・2 北海道 3.0 70 85

3 青森県 岩手県 秋田県 2.2 60 65

4 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県 2.0 50 60

5・6 茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

2.0 50 60

7 宮崎県 鹿児島県 2.0 50 60

8 沖縄県 1.4 35 40

◆次世代省エネ基準 平成11年建設省告示第998号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

Ⅰ 北海道 3.0 70 85

Ⅱ 青森県 岩手県 秋田県 2.2 60 65

Ⅲ 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県 2.0 50 60

Ⅳ 茨城県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 静岡県愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

2.0 50 60

Ⅴ 宮崎県 鹿児島県 2.0 50 60

Ⅵ 沖縄県 2.0 50 60

◆新省エネ基準 平成4年建設省告示第2号 地域区分 都道府県名 R値(m2・k/W) RAボードU(mm) RAボードS(mm)

Ⅰ 北海道 2.9 70 85

Ⅱ 青森県 岩手県 秋田県 1.6 40 50

Ⅲ 宮城県 山形県 福島県 栃木県 新潟県 長野県茨城県 群馬県 富山県 石川県 福井県 山梨県 岐阜県 滋賀県

1.1 30 35

Ⅳ 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 静岡県 愛知県三重県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県

1.1 30 35

Ⅴ 宮崎県 鹿児島県 1.1 30 35

Ⅵ 沖縄県 1.1 30 35

※地域区分は、同じ都道府県内でも市町村により他の地域区分になる場合がありますのでご注意願います。

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防水層の下地

プライマー塗り

増張り

シートの張付け

立上り部の張付け

ルーフドレン、配管等の取合い

仕上塗料塗り

● 入隅は通りよく直角とし、出隅は通りよく45°の面取りとしてください。

● 下地が十分乾燥したのちに清掃を行い、シートの張りじまい部まで均一に塗布し、 乾燥させてください。

● ALCパネルの短辺接合部において、露出密着工法の場合は、幅300mm程度の 増張り用シートを用いて接合部両側に100mm程度ずつ張掛け、絶縁増張りを行ってください。 露出絶縁工法及び露出絶縁断熱工法においては、増張り用シートによる増張りは行わず、 幅50mm程度の絶縁用テープを張付けてください。● 出隅及び入隅はシート張付けに先立ち、幅200mm程度の増張り用シートを張付けてください。● ルーフドレン回りは、増張り用シートをドレンのつばとスラブ面(100mm程度)の両方に 張掛けるようにトーチバーナーでよく溶融させて張付け、焼いた金ごて等で増張り用シートの 段差を均してください。● 貫通配管回りは、幅150mm程度の増張り用シートを、平場面に50mm程度張掛けて、 トーチバーナーでよく溶融して張付け、更に、配管周囲150mm程度の平場面に 増張り用シートを張付けてください。更に、焼いた金ごて等で増張り用シートの段差を均してください。

● シートの張付けは、トーチバーナーでシートの裏面及び下地を均一にあぶり、裏面の 改質アスファルトを溶融させながら平均に押し広げて密着させてください。重ね幅は、 短辺方向、長辺方向とも100mm以上とし、2層の場合は、上下層のシートの重ね部が 同一箇所にならない様にしてください。また、重ね部の張付けは改質アスファルトが はみ出す程度まで十分あぶり溶融させて、水密性が確保できるように密着させてください。● TSM25R(AS-T3)、TSV15R・TSS15R(AS-T4)及びTIS20R(ASI-T1)の場合、 立上り際の500mm程度は、シートを全面密着させてください。● 断熱材の張付けは、露出仕様の場合、SKボンド(0.5kg/㎡ )またはアスセメント(0.5kg/㎡ )にて 点張りしてください。保護仕様の場合、SKボンド(0.5kg/㎡ )にて点張りしてください。

● シートの張付けは、トーチバーナーでシートの裏面及び下地を均一にあぶり、 裏面の改質アスファルトを溶融させながら平均に押し広げて密着させてください。 重ね幅は、短辺方向、長辺方向とも100mm以上とし、2層の場合は、上下層のシートの重ね部が 重ならない様にしてください。また、重ね部の張付けは改質アスファルトがはみ出す程度まで 十分あぶり溶融させて、水密性が確保できるように密着させてください。● 端末部は、各層のシートを所定の位置で各層の端部をそろえ、押え金物で固定した上に、 シール材を充てんしてください。

● ルーフドレン回りは、シートを十分にあぶり溶融させて、入念に施工し防水層端部にシール材を 塗付けてください。絶縁工法の場合は、ドレンのつばから400mm程度は密着させ、 ドレンのつばには、100mm程度張掛けてください。● 貫通配管類の場合は、シートを所定の位置に防水層の端部をそろえ、 ステンレス製既製バンド等で防水端部を締め付け、上部にシール材を塗付けてください。

● 仕上塗料は、シートを張付けたのち、はけ・ローラーばけ等を用いてむらなく塗布してください。

1

2

3

4

5

6

7※詳細は弊社施工要領書をご参照ください。

施  工  要  領

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施  工  手  順

プライマー塗り下地の清掃後、はけまたはローラーばけを使用し、所定量を均一に塗布します。

1

出隅部やドレン回り、貫通配管回りを増張り用シートで増張りをします。

増張り2

切れ目

増張り用シート幅200mm程度

切れ目

出入隅部

切れ目切れ目

増張り用シートドレン回り

1枚もので増張りを行う例 扇状に裁断して増張りを行う例

100mm程度100mm程度 100mm程度100mm程度

増張り用シート焼きごてでシール処理焼きごてでシール処理

パイプ回り ステンレスバンド シール処理

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保護塗料の塗布

シートの施工

ハイネスシートSW-Tの張付け(絶縁工法のみ)

平場部の施工

立上り部の施工

ハイネスシートSW-Tの短辺接合部の処理

シート重ね部の処理

3

4

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ラピネスシートGR400 ラピネスシートSP350

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表面に粒度の整った扁平スレート砂を隙間なく密着させたトーチ工法に用いる砂付改質アスファルトシートです。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表面に鉱物質粉末を付着させた、トーチ工法に用いる改質アスファルトシートです。

JIS JIS A 6013 露出単層防水用R種、Ⅱ類 厚さ4.0mm以上寸法 1m × 8m

JIS JIS A 6013 非露出単層防水用R種、Ⅱ類 厚さ3.5mm以上寸法 1m × 8m

ラピネスシートPW250・PW300 ハイネスシートSW-T

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表裏面を極薄フィルム仕上げしたもので、トーチ工法の複層防水用及び増張り用として使用します。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面は極薄フィルム仕上げ、裏面にはストライプ状粘着層を設けた部分粘着層付改質アスファルトシートで、フクレ防⽌機能と中張り材としての防水機能を持ったトーチ工法用改質アスファルトシートです。

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ2.5mm以上寸法 1m × 8m

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ1.5mm以上寸法 1m × 10m

エアソールフラム ハイネスTFシート

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表裏面を極薄フィルム仕上げしたもので、全面にわたってあなをあけた、トーチ工法に用いる絶縁用あなあきシートです。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆、表面を極薄フィルム仕上げ、裏面には全面粘着層を設けた露出断熱工法に用いる改質アスファルトシートです。

寸法 1m × 40m JIS JIS A 6013 非露出複層防水用 R 種、Ⅱ類 厚さ1.5mm 以上 適合品寸法 1m × 10m

溶融フィルム扁平スレート砂 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

溶融フィルム

溶融フィルム 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

溶融フィルム

溶融フィルム 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

はく離フィルム

はく離フィルム溶融フィルム 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

改質アスファルト

はく離フィルム

溶融フィルム鉱物質粉末 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

溶融フィルム

溶融フィルム アスファルト

ガラス繊維不織布

アスファルト

フィルムフィルム

材 料 案 内

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ラピネスシートGR400M ラピネスシートPW250M

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆し、表面に粒度の整った扁平スレート砂を隙間なく密着させたトーチ工法に用いる砂付改質アスファルトシートで、ラピネス スーパーファスナー工法(改質アスファルト機械的固定工法)で使用します。

合成繊維不織布を基材とし、改質アスファルトを被覆,表面を極薄フィルム仕上げとし、裏面に鉱物質粉末を隙間なく密着させたトーチ工法の複層防水用及び増張り用として使用する改質アスファルトシートで、ラピネス スーパーファスナー工法(改質アスファルト機械的固定工法)で使用します。

JIS JIS A 6013 露出単層防水用R種、Ⅱ類 厚さ4.0mm以上寸法 1m × 8m

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ2.5mm以上寸法 1m × 8m

溶融フィルム扁平スレート砂 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

溶融フィルム

溶融フィルム 改質アスファルト

合成繊維不織布

改質アスファルト

鉱物質粉末

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材 料 案 内

ラピネステープ ハイネスTFテープ ハイネスシール

両面極薄フィルム仕上げの改質アスファルトシートを所定の幅にカットした、トーチ工法用増張り材です。

表面を極薄フィルム仕上げとし、裏面には粘着層を設け、所定の幅にカットした、常温粘着タイプの増張り材です。

特殊ゴムアスファルトを主成分としたシール材で、防水層端部やドレン回り、パイプ回りなどに使用します。

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用R種、Ⅱ類 厚さ2.5mm以上寸法 200mm×8m、330mm×8m

JIS JIS A 6013 非露出複層防水用 R 種、Ⅱ類 厚さ1.5mm 以上 適合品寸法 200mm×10m

荷姿 22kg/缶 330ccカートリッジ20本/ケース

エバーゾール100P タフベース フジペースト

良質のアスファルトを溶剤で溶かしたもので、下地浸透性、速乾性に優れたアスファルトプライマーです。下地と防水層の接着を向上させます。

アスファルト系の溶剤系下地活性材で、既存の露出アスファルト防水層に塗布することにより、活性化させると同時に、新規アスファルト系防水層との接着を良好なものとします。

特殊セメント系材料を主成分とする無機質粉体のA材と、特殊変性高分子を主成分とするB材を混合して使用します。各種下地との接着力に優れると共に、乾燥収縮が少ないため、短期 間の仮防水材として使用可能です。

荷姿 16kg/缶 荷姿 20kg/缶 荷姿 32kg/セット A材 7kg×2/袋、B材 18kg/缶

SKボンド アスセメント ネオファルト

1液型のアスファルト系接着剤です。断熱材などの張付け等に使用します。

アスファルト及び特殊合成ゴムと溶剤からなる、断熱材用接着剤です。

2液反応型常温タイプのアスファルトウレタン系張付け材です。保護防水層の上掛け用としても使用可能です。

荷姿 20kg/缶 荷姿 20kg /缶 荷姿 21kg /セット (主剤20kg・硬化剤1kg)

RAボードS RAボードU 絶縁クロスJIS A 9521押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種bA(スキン層付き)

JIS A 9521硬質ウレタンフォーム断熱材

ノンフロンタイプの押出法ポリスチレンフォーム断熱材で、押え断熱工法に使用します。

ノンフロンタイプの硬質ウレタンフォーム断熱材で、露出断熱工法に使用します。

絶縁用フラットヤーンクロスで、防水層とコンクリート保護層の間またはポリスチレン系断熱材とコンクリート保護層の間に使用します。

該当品 スタイロフォームGK-Ⅱ、ミラフォーム、 カネライトフォーム荷姿 910mm×910mm厚さ 25・30・35・40・50・60mm

該当品 アキレスボードGF、クランボード荷姿 605mm×910mm 605mm×850mm(60mm品)厚さ 25・30・35・50mm(40・60mmは受注生産)

寸法 1m×100m

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フジシルバー(水性) フジカラートップ フジカラートップS

アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイプのシルバーコートで、露出防水層の上に塗布して使用します。太陽光を反射して、防水層を保護します。

アクリル樹脂をベースとしたエマルションタイプのカラーコートで、露出防水層の上に塗布して使用します。防水層を保護すると共、美しいカラー仕上げを可能にします。

アクリル樹脂をベースとしたエマルションに、⾻材を配合した仕上げ材です。接着性・耐薬品性に優れています。

荷姿 15kg /缶標準色 シルバー

荷姿 15kg /缶標準色 グリーン・グレー・シルバーグレー

荷姿 18kg /缶標準色 グリーン・グレー・シルバーグレー

フジトップクールG フジトップクール フジカラートップ難燃

近⾚外領域の光の反射率が高く、屋根への熱吸収を防ぐ効果があります。また、アクリル樹脂を使用することで耐候性の高い被膜を形成し、長期にわたって防水層を保護します。グリーン購入法適合商品。

アクリルシリコン系樹脂をベースとした、よりハイグレードの高反射塗料です。グリーン購入法適合商品。

従来のフジカラートップの特性に加え、難燃性を併せ持った保護仕上げ材です。

荷姿 15kg /缶標準色 ホワイト・ライトグレー・ライトグリーン

荷姿 16kg /缶標準色 ホワイト・アイボリー・ライトグレー・グリーン

荷姿 18kg /缶サイズ グリーン・グレー・シルバーグレー

ハイベントSK-H ステンレス脱気筒 ステンレス二重脱気筒

屋根スラブ内の湿気を効果的に排出するために開発された、ステンレス製の平場用脱気筒です。強度と耐久性に優れるとともに、下地に堅固に固定します。

屋根スラブ内の湿気を効果的に排出するために開発された、ステンレス製の平場用脱気筒です。強度と耐久性に優れるとともに、下地に堅固に固定します。

露出断熱仕様で断熱材を挟み込んで脱気筒を設置し、湿気やガスをダイレクトに排出し防水層のフクレや断熱材のあばれを防⽌します。

荷姿 6個/ケース 荷姿 6個/ケース 荷姿 脱気筒 2個/ケース ステンレスコア 2個/ケース

彩色カバータイト SKルーフタイル ソフトロンS

カラー砂付仕上げのアスファルト系板状成型品で、軽歩行が可能な防水層の保護仕上げ材です。特殊マスチックの厚みと適度の柔軟性が、衝撃や圧縮など外力による損傷から防水層を保護します。

高密度モルタルを板状成型したもので、耐候性、施工性に優れた歩行用仕上げ材です。置き敷き施工で下地に良く馴染みます。またステンレスピン連結タイプは、SKルーフタイルを連結一体化し耐風性を向上させます。

防水層上にSKルーフタイルを設置する前に、防水層保護シートとして上敷き使用します。ポリエチレンに電子線を照射して、加熱発泡させたシート状高発泡体です。

寸法 0.5m×1m厚さ 6.0mm標準色 グリーン・レッドブラウン・グレー・ ナチュラル

寸法 600mm×600mm厚さ 20.0・25.0mm

寸法 1m×200m厚さ 3.0mm

(保護塗料)(高反射塗料〈近赤外領域における日射反射率50%以上〉)

(高反射塗料〈近赤外領域における日射反射率50%以上〉)

(保護塗料) (保護塗料) (骨材入り保護塗料)

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材 料 案 内

ラピネスアンカー・固定ディスク エアピン・エアロ用ディスク

ラピネススーパーファスナー工法(改質アスファルト機械的固定工法)で使用するアンカーと固定ディスクです。露出断熱仕様で、断熱材を機械的固定する場合にも使用できます。

ラピネス スーパーファスナー工法(改質アスファルト機械的固定工法)で使用するエアロスミス用の固定ピンと固定ディスクです。

荷姿 アンカー φ6.0mm×L45mm 300本/箱、φ6.0mm×L60mm 200本/箱、 φ6.0mm×L75mm 200本/箱、φ6.0mm×L85mm 100本/箱、 φ6.0mm×L100mm 100本/箱 ※専用ビットはアンカー 1箱に1本付属しています。 ディスク φ60mm 100枚/箱

荷姿 ピン φ3.6mm L〜80mm 100本/箱 ディスク φ60mm 100枚/箱

フジマウントコート フジクロスK UP103

1液性のアスファルト系塗膜防水材です。架台回りの処理などアスファルト系シート防水との複合工法として使用します。

ポリエステル繊維織布で、防水補強用クロスとして使用します。

フジマウントコートの保護塗料仕上げに使用します。保護塗料の接着性を向上させる層間プライマーです。

荷姿 10kg /缶 寸法 1.02m×50m 荷姿 8kg /セット     (主剤4kg 硬化剤4kg)

ターボルーファーV2 ターボルーファー V3 ターボルーファーポータブル

弊社推奨のプロパンバーナーです。一般的なトーチバーナーより軽量で火力が強く、全パーツをワンタッチで取り外すことができ、部品交換が可能です。また、手元のハンドル部にはガス量調整と空気量調整の2段階調整弁が付いています。

火口が6か所あるため、トーチ工法の施工スピードが大幅にアップします。大〜小のワンタッチ火力調整機能が付いています。

ハンドトーチバーナーの改良型で、ねじ込み式の缶タイプのボンベで長時間の作業が可能です。コンパクトで軽量ながら強い火力を出すことができます。

エアロスミス コンプレッサー

エアー圧を利用した自動釘打ち機です。作業の効率化及び騒音を軽減すると共に、安全装置がセットされており、安全です。

改修時に有効な超静音モード搭載のモデルです。エアロスミス使用時に力を発揮します。

専用ビット

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防水層の維持管理 〜屋上をご使用されるにあたって〜

防水層の機能を長期間にわたり維持するために定期的な自主点検と適切な維持管理が必要です。

1.使用上の注意事項❶露出防水の場合(原則として、点検・メンテナンス等維持管理目的以外の歩行・使用はしないでください。)

点検等で歩行する際には、ハイヒールやスパイク靴など底の尖った履物は防水層を損傷させるため、使用しないでください。

防水層の表面が、降雨などで濡れていたり、落葉・砂埃・苔等が堆積している場合は滑りやすくなっておりますので、歩行の際にはご注意ください。

防水層に物を落としたり、引きずったりすることは、防水層の損傷原因となりますので、避けてください。

雪下ろしには、金属製のスコップなど防水層の損傷の恐れがあるものを使用しないでください。

タバコの火の投げ捨てや花火など防水層上での火気の使用は防水機能を損なうため、行わないでください。

防水層の上で、やむを得ず作業をする場合は、防水層を損傷しない措置を講じてください。

油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、防水層への悪影響を与える可能性がありますので、こぼさないでください。

防水層上での直接客土による草木の植栽は行わないでください。

防水層上でのペット等の飼育は、爪・歯・排泄物により防水層の機能低下をまねく恐れがあるため、おやめください。

防水に関わる増改築等の工事を行う場合には、専門防水工事店にご相談ください。

防水層の上に重量物を置かないでください。やむを得ず置く場合は、防水層を保護する措置(養生マットの設置)を行ってください。

❷保護防水の場合 油、溶剤、酸、アルカリ等の薬品類は、保護層および防水層への悪影響を与える可能性がありますので、こぼさないでください。

保護層上での増改築等の工事を行う場合には、防水層への影響が生じる恐れがあるため、専門防水工事店にご相談ください。

保護層上での火気の使用及び、直接客土による草木の植栽は行わないでください。

植物の生育・繁茂が確認された場合は、防水層への影響が懸念されるため、専門防水工事店にご相談ください。

2.維持管理のお願い防水機能を維持するために以下のことを実施してください。・定期的に防水層の表面状況、漏水の有無の点検を行ってください。・定期的に防水層上の清掃(特にドレン、排水溝の目詰まり、枯葉等の堆積が無い様)をお願いいたします。・防水層に異常が認められたり、植物の繁茂等がある場合は防水機能に支障をきたしている場合がございますので 専門防水工事店にご相談ください。・保護塗料仕上げの場合は、4〜5年に1回、弊社の保護塗料による再塗装(有償)をお薦めいたします。

◆注意◆露出防水におきましては、以下のような現象が発生する場合がありますが、防水性能に支障をきたしません。・雨水の滞留箇所及び排水経路などに花粉・泥・黄砂を含む塵埃等が堆積し、湿潤・乾燥を繰り返すことで発生する 防水層表面のひび割れ、捲れ、はく離現象。・ルーフィングのジョイント部よりはみ出したアスファルトに生じるひび割れ。・保護塗料の自然劣化によるひび割れ、変色、退色、減耗。・防水層表面の砂粒に含まれる鉄分による錆の発生及び外的要因による錆の付着。・下地の残留水分による軽微なフクレ及び表層劣化部分から侵入した湿気による表面のフクレ。

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19.07.3000(X-5)

■本社〒135-8074 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル11階TEL.03-5531-7063 FAX.03-5531-6811

■仙台オフィス〒981-3133 宮城県仙台市泉区泉中央1-22-2 高保壱番館201TEL.022-771-1040 FAX.022-218-9209

■首都圏オフィス〒135-8074 東京都港区台場2-3-2 台場フロンティアビル11階TEL.03-5531-7066 FAX.03-5531-6814

■中部オフィス〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内1-17-19 キリックス丸の内ビルTEL.052-231-6568 FAX.052-231-6583

■近畿オフィス〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1-3-20 ANNEX GIZA601TEL.06-6541-9016 FAX.06-6543-6195

■広島オフィス〒732-0045 広島県広島市東区曙4-4-8 曙センタービルTEL.082-261-2657 FAX.082-261-2713

■福岡オフィス〒812-0029 福岡県福岡市博多区古門戸町9-12 古門戸ミツヤマビルTEL.092-291-0008 FAX.092-291-0044

■四日市工場〒510-0851 三重県四日市市塩浜町1 昭和四日市石油㈱内TEL.059-347-5719 FAX.059-346-2324

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