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sokkia 直接観測 単路線 GRX1 SDR8RTK+ 20114

直接観測 単路線 - Drive-netw01.drive-net.jp/~x017012646/pdf/n_rtk_tyoku.pdf · sokkia ★N.RTK基準点測量の制限値 基準点間標準距離 1500m(3級)/500m(4級)

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sokkia

直接観測 単路線

GRX1 SDR8RTK+

2011年4月

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sokkia

★N.RTK基準点測量の制限値

基準点間標準距離 1500m(3級)/500m(4級)

新点間標準距離

200m(3級)/50m(4級)

仮想点からの距離 3km以内

作業規定の準則 より抜粋

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直接法単路線観測図

準則後の既知点2点(単路線)による

N.RTK直接観測法による観測(新点1点)の観測図

既設基準点

既設基準点

仮想点

仮想点

新点1点の場合 仮想点の数:新点数+1点=2点

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準則後の既知点2点(単路線)による

N.RTK直接観測法による観測(新点1点)の平均図

新点1点の場合 仮想点の数:新点数+1点=2点

仮想点は節点扱い

直接法単路線平均図

既設基準点

仮想点

仮想点

既設基準点

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準則後の既知点2点(単路線)による

N.RTK直接観測法による観測(新点2点)の観測図

既設基準点

既設基準点

仮想点

仮想点

新点2点の場合 仮想点の数:新点数+1点=3点

仮想点

直接法単路線観測図

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準則後の既知点2点(単路線)による

N.RTK直接観測法による観測(新点2点)の平均図

既設基準点

既設基準点

仮想点

仮想点

新点2点の場合 仮想点の数:新点数+1点=3点

仮想点

仮想点は節点扱い。

直接法単路線観測図

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既設基準点

既設基準点

仮想点

仮想点

新点2点の場合 仮想点の数:新点数+1点=3点

仮想点

60度以上

60度以上

60度以上

仮想点の配置も重要になります。

50度以下

50度以下

新点、仮想点の配置

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今回の観測例

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★観測方法

仮想点を固定して観測する必要があります

仮想点は事前に入力しておきます

● 各測点での観測に付、10秒(10エポック)

どちらから観測をはじめても問題ありません。

*ミスFIX防止の為に「再初期化」を!

*取得データ数*

GPS観測で注意しなければならないのが「ミスFIX」といって、カーブミラーなどから反射して

入ってきたデータで計算を行ってしまうことです。

移動中は接続を切って構いませんが、改めて接続したときには「再初期化」を行って

データを確認することをお勧めします。

3 4 2 1

仮想点

703

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*取得データ数*

★観測方法

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*精度チェックは、「閉合差」で!

直接観測法で、往復観測を行うと

左図の赤点線の様に四角形の閉合が出来ます。

この閉合差で観測の点検を行います。

復観測を行うとき、現場にて閉合差がでてくる

ので観測の良否を確認することが出来ます!

● 各測点での観測に付、10秒(10エポック)

もう一度仮想点を変えます。

往観測とは仮想点を変えます。

2 3

1

仮想点

702

仮想点

701

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★観測

スタート をタップ後 SDR8GPS をタップ

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★観測の流れ

1

2

3 4

<プロジェクト> 現場の作成

ここで、現場を作成します

<座標データ> 仮想点の座標を入力

観測時に必要な仮想点の座標を入力します

<観測設定>観測内容の設定

観測する内容を設定します

<観 測> 観測を行う

観測を行い記録していきます

1

2

3

4

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★「移動局設定」

「移動局設定」をタップ

観測手簿に出力される、受信機及びアンテナを登録しておきます。

一回設定しておけば、次回から入力の必要はありません。

受信機名/受信機シリアルNo.

アンテナ名/アンテナシリアルNo.

を入力してください

OK をタップ

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★「プロジェクト」

「プロジェクト」をタップ

トータルステーションと同じく、データの管理を「プロジェクト」で現場の管理を行います

A をタップするとキーボードが

立ち上がります

プロジェクト名を入力

→ をタップ

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日本測地系2000(世界測地2000)であることを確認

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★「プロジェクト」

平面直角座標系を選択

(例では9系を選択)

→ をタップ

→ をタップ

ジオイド にチェックがついていて

VER5 になっていることを確認

OK をタップ

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「OK」

sokkia

★「座標データ」

「座標データ」をタップ

1

2

3

① 点名

② N座標(X座標) ③ E座標(Y座標) ④ 標高

を入力して下さい。

緯度経度入力も可能です。

4

*仮想点を作成します*

基準点の座標を鑑みていい形状になる様に仮想点の座標を計算しておいて下さい(厳密に計算を行う必要はありません。メートル単位でOKです)今回は3点仮想点が必要になります。

「基準局リスト」をタップ

「キー入力」をタップ

5

座標入力後

「ジオイドファイルから計算」をタップ

ジオイド高が自動で計算されます

6

「保存」をタップ

7

同じように必要な仮想点を全て入力しておきます。(今回は701、702、703の3点を入力します。)

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「>」をタップ

ファイル名に任意のファイル名を入力して下さい。

ファイル名はどんな名前をつけてもかまいません

通算日を押すと 1月1日よりから数えた日数にaがつきます。aと

は1セッション目のことです。

※ファイルの考え方

仮想点を変えるとファイルを変えて下さい。

今回往観測はファイルが1つ、復観測は仮想点を2つ使うのでファ

イルが2つになります。

また点検測量もファイルを分けて下さい。

「観測設定」をタップ

sokkia

★「観測設定」

下記の内容を設定します

①ファイル名作成 ②観測種類選択 ③仮想点の設定

アンテナ高が正しいか確認!

N.RTK直接観測 を必ず選択して下さい。

「>」をタップ

測位回数 を10回にして下さい。

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「▼」をタップ

⇒座標データにて登録した仮想点の点名が出てくる

のでタップ

sokkia

★「観測設定」

「>」をタップ

「基準点指定」の「□」をタップしてチェックを入れる。

仮想点を選択する。

仮想点のアンテナ高は特にないのでそのまま 0m

OK をタップ

設定を更新しますか?

と聞いてくるので はい をタップ

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「観 測」をタップ

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★「観 測」

観測を行い、データを記録します

「はい」をタップ

GNSS受信機の番号 をタップ

GNSS受信機とBluetooth無線を接続します。

選択 をタップ

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OK をタップ

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★「観 測」

携帯電話の機種 をタップ

RTCM 2.3 をタップ

選択 をタップ

次に携帯電話とBluetoothをつなげます

OK をタップ

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*観測状態* ここを確認

「P.P」・・・・単独測位 : 10数m~数m程度の精度

「DGPS」・・ディファレンシャル測位 : 1m~数十cmの精度

「RTK」・・・・リアルタイム測位 : 観測可能精度

※RTKの状態になると、受信機が

「RTK‐FIXしました」 と音声案内します

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★「観 測」

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★「観 測」 *表示画面解説*

受信中

マーク

GPS受信機の電池残量

補正データの遅延時間

仮想点の点名

ファイルの名前

仮想点からの距離

補足衛星数

標準偏差

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3 4 2 1

仮想点

703

往路観測

sokkia

★往路観測 「観 測」

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★往路観測 「観 測」

①「●」をタップ ※観測を行います

*観測をおこないます*

一秒間に1データ(エポック)×10データ=10秒の観測です

*観測結果が表示されます*

ここをチェック!

※この値を控えておいて再初期化後の値

と比較しましょう。同じならOKです。

2

1

②「OK」をタップ(記録せずに観測画面に戻ります)

*再初期化チェックをしてみましょう*

3

4

③「観 測」をタップ ④「RTK再初期化」をタップ

5

*なぜ、「再初期化」するのか

‐恐いのは「ミスFIX」‐

衛星を受信して座標を計算していますが、中には悪さをする衛星のデータやカーブミラーなど反射して入っているデータを使用して答えをだしてしまうと全く違う座標値を表示することがあります。一度切断することでこのミスFIXをその場で確認することが出来ます。

*もう一度観測します*

「再初期化」をするとデータが一度切断され「DGPS」モードになります。

再度「RTK」になったら観測ボタンをタップしましょう

⑤「 ● 」をタップ

6

7

⑥測点IDに

「点名」を入力します

⑦「登録」をタップ

*登録します*

再初期化は毎回行う必要はありません。測位状況によって行って下さい。

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★往路観測 「観 測」 新点の観測

①「●」をタップ ②点名を入力 ③「登録」をタップ

あとは測点にて10エポックづつ観測し、往を終わらせます。

あとは下記を繰り返します。

「はい」をタップ

通信が切断されます。

観測 を押して 観測終了 をタップ

3 4 2 1

仮想点

703

*内較差とは10エポック観測したときの一番上の値と一番下の値の差です。

作業規定にはありませんが、差が大きい場合は登録せずもう一度観測しましょう。

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*精度チェックは、「閉合差」で!

直接観測法で、往復観測を行うと

左図の赤点線の様に四角形の閉合が出来ます。

この閉合差で観測の点検を行います。

復観測を行うとき、現場にて閉合差がでてくる

ので観測の良否を確認することが出来ます!

もう一度仮想点を変えます。

往観測とは仮想点を変えます。

2 3

1

仮想点

702

仮想点

701

★復路観測 「観測設定」

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③「>」をタップ

②ファイル名を「■■■b」と変更する

往観測と違うファイル名がついていればOKです

①「観測設定」をタップ

sokkia

★復路観測 「観測設定」

次は復路です。下記の内容を設定します

①ファイル名作成 ②観測種類選択&精度チェック ③仮想点の設定確認

1

2

3

アンテナ高が正しいか確認!

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④「精度チェック」の「□」にチェック

sokkia

★復路観測 「観測設定②」

4

※対象ファイルは、「往観測で記録したファイル名を選択」

5

⑥「OK」をタップ

閉合差を選択

⑤矢印をタップし次に使用する仮想点を選択。

例の場合は703を往で使用したので、

次に702を仮想点とします。

仮想点のアンテナ高は0mのままでよいです。

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★復路観測 「観 測」

①「観 測」をタップ

観測を行い、データを記録します

1

<復路観測>

測り方は、往観測の逆を行く形となりますが、今回の例の場合復路では仮想点が2つになります。

また復観測の2点目を測った時点で四角形が出来るので閉合差が出てきます。

閉合差について

黄色の線の往観測が終了し復観測で基準点2、新点2

まで測ったとします。そうすると赤い点線の仮想点2、基準点2、仮想点3、新点2の四角形ができます。

この閉合差に制限値があるので、制限値に入っているか確認します。(出てしまうと赤く表示します。) 同じように次の新点1を測るとまた四角形ができる

ので閉合差がでます。

制限値を確認しながら同じように観測していきます。

測点で10エポック観測終了

後に閉合差を表示。

制限値をオーバーすると赤く

表示。

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*もう一度観測します*

①「●」をタップ ※観測を行います

*観測をおこないます*

一秒間に1データ(エポック)×10データ=10秒の観測です 1

sokkia

★復路観測 「観 測」

*観測結果が表示されます*

ここをチェック!

※この値を覚えておきましょう

2

②「OK」をタップ(記録せずに観測画面に戻ります)

*再初期化チェックをしてみましょう*

3

4

③「観 測」をタップ

④「RTK再初期化」をタップ

5

「再初期化」をするとデータが一度切断され「DGPS」モードになります。

再度「RTK」になったら観測ボタンをタップしましょう

⑤「観 測」をタップ

6

7

⑥測点IDに

「基準点名」を入力します

⑦「登録」をタップ

*登録します*

302

302

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sokkia

★復路観測 「観 測」

「●」をタップ

「新点の点名」を入力

観測が正しければ自動的に

点名を呼んできます。

制限値に入っていれば

「登録」をタップ

制限オーバーの場合赤く表示される。

復の2点目を観測した際に閉合差が表示されます。

閉合差

閉合差

*内較差とは10エポック観測したときの一番上の値と一番下の値の差です。

作業規定にはありませんが、差が大きい場合は登録せずもう一度観測しましょう。

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2 3

1

仮想点

702

仮想点

701

★復路観測 「観 測」

sokkia

仮想点702からの観測が終了したら次は仮想点を701に変えます。

仮想点を変えるには、一度観測終了をして 観測設定 にてファイル名と仮想点を変更

します。また精度チェックは閉合差とし、対象ファイルは往のファイル名を選びます。

例のような観測図では仮想点を変えた時の点はもう一度観測するようになります。

(例では新点1は仮想点702の時と701の時の2回を復で観測することになります。)

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★点検測量

本観測後同じ要領で点検測量を行います。

観測設定 からファイル名を変更、仮想点を選択、

精度チェックを選択し観測していきます。

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SS-PRO説明

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1 現場設定

現場を作ります。精度管理表に

乗る現場情報も入力します。

2 座標設定

既知点の座標を入力します。

3 RTK

RTKデータの取り込み、

ベクトルの編集等を行います。

4 点検

環閉合の点検を行います。

5 仮定網平均計算

仮定網平均を行います。

6 実用網平均計算

実用網平均を行います。

1

SS-PROでは、取り込みや基線解析などの処理を選択すると、

自動でデータのバックアップを行っていますが、任意のタイミングでデータを

バックアップすることも出来ます。

任意のタイミングでバックアップを行う場合、ツールバーのバックアップ を選択してください。

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現場設定 を押す。

新しく現場を作るので

新規現場 を押す。

★現場設定

現場設定

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★現場設定

現場名を入力

座標系を選択

作業名等を入力。

後で精度管理表に反映されます。

入力後 登録

PCVはRTK、ネットワーク型RTK

においては使わないのでチェック

をはずす。

GNSS にチェックをつけると

手簿、記簿がGNSS観測手簿、

GNSS観測記簿という表示になります。

チェックをつけないと手簿、記簿

がGPS観測手簿、GPS観測記簿

という表示になります。

ネットワーク型RTKはGPSなので

チェックをはずします。

処理計算の設定

PCV補正

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計算制限値

何級基準点測量か選択します

設定終了後 終了

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★座標設定

座標設定

座標設定 を押す。

座標を手入力しますので

そのまま 次へ

次へ

既知点の点名、座標を入力します。

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★座標設定

1 H種別 切替 を押す。楕円体高と標高を入れ替える。

1

1

2 既知点の成果を入力します。既知点にチェックを入れる。

点名も入力して下さい。

3 BL、標高を入力します。XYでも計算出来ますが、BLがある場合

は必ずBLを入力して下さい。

入力は139°42’9”809794なら1394209.809794 と入力します。

エンターを押していくと一つずつ下がっていきます。

4 換算方法が初め自動になっているので、XYと楕円体高を自動的

に計算します。楕円体高=標高+ジオイド高ですが、ジオイド高はジオイド2000から

読み込むので成果値と合いません。

換算方法を手動に換え、成果の標高+ジオイド高の値を入力して下さい。

5 全ての既知点を入力したら 登録

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RTKデータ取り込み

★RTKデータ取り込み

データが入ったフォルダの中の.dat

というファイルを全てのファイルを選んで

開く を押す。

SDカードの中の SDR8RTK+

DATA

現場名の入ったフォルダ

参照

取り込み

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★RTKデータ取り込み

設定→オプション設定→帳票出力→観測記簿

「重複」、「点検」の較差表

を表示にチェック

終了

★このチェックはRTK、N.RTK時に行います。スタティックでは

地籍の時以外チェックをいれません。

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RTK→RTK観測ファイルツール

観測データ編集

★RTKデータ取り込み

009A(4セッション目 点検測量) を選択

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★RTKデータ取り込み

4セッション目は点検測量なので 点検測量を選んで 保存終了

戻る

終了

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★RTKデータ取り込み

この時点で新点1と2で観測した点検測量の重複の比較が終わって

います。

記簿 をクリック

OK

例だと009Aが点検測量なので009Aがついた

記簿を見ます。

採用値(本観測)との差が出てきています。

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★RTKデータ取り込み

小さい × をクリックしベクトルのある画面に戻ります。

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★RTKデータ取り込み

ベクトル をクリックすると全てのベクトル

が表示されます。

1セッション目008Aは採用(往観測)、

2セッション目008Bは採用(復観測) 3セッション目008Cは採用(復観測) 4セッション目009Aは点検(点検測量) となっています。

復観測は仮想点を変えたので2つ

ファイルがあります。

ネットワーク型RTKは観測した時点で解析が終わっている状態

なので 解析後 になってます。

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★点検

閉合の点検をします。

RTK→RTK自動閉合

1セッション目008A(往観測)と2セッション目

008B(復観測)の閉合を点検します。

1セッション目008Aをクリックしてから

次へ

2セッション目008Bをクリックしてから

次へ

例の場合セッション008A、008Bにおいて

固定点(仮想点)703と702と移動点1と2の

四角形が OK(制限値内)

固定点(仮想点)703と702と移動点2と302の

四角形が OK(制限値内)

が分かりました。

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★点検

計算結果が知りたい場合、

知りたいものをクリックし

詳細 をクリック

良ければ 保存

クリア をクリックするとセッションを選択できる画面

に戻るので、残りも同じ要領で計算します。

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★仮定網平均計算

設定→最短辺数

既知点から既知点への最短辺数

を入力します。

今回は始点301

終点302なので点を

左クリックしていきます。

最短辺数は今回は 2 なので

2 と入力。

最短辺数とは

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★仮定網平均

301 を左クリックすると黒くなります。

今回は 301 を固定して仮定網平均計算を行います。

仮定網平均計算を行います。

仮定網をクリック

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★仮定網平均

仮定平均計算を実行する。

次へ

RTK にチェック

固定値 にチェック

OK

終了

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★仮定網平均

次へ

最短辺数は先程入力したので

そのまま 完了

仮定網平均計算が終わりました。

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★仮定網平均

点検簿 をクリック

例だと水平位置の閉合 制限値内

各項目が制限値以内

だと OK となります。

仮定網平均計算が制限に入っているか確認します。

ベクトルの偏差

制限値内

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★仮定網平均

× をクリックしてグラフィック画面へ

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★実用網平均

実用網平均計算を行います。まず視通を設定します。

実用網をクリック

使用するベクトルの視通を設定

する。 にチェック

次へ

完了

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★実用網平均

視通あり、なしを選びます。(デフォルトは 視通あり です。)

直接観測法は仮想点が節点扱いで各点間に入ってくるため、

基本的に全て 視通なし となります。

ベクトルを右クリック→通常視通の一括設定

→全て視通無に設定

平均計算の帳票、成果表に視通が記載されなくなります。

直接観測(ベクトル)がない点間の視通設定

①任意のベクトル上で右クリック→新規視通設定

②視通を作成したい測点を図上で選択して下さい

(今回は測点1と2を選択します)

③登録をクリックすると視通用のベクトルが発生します。

1

2

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★実用網平均

もう一度実用網 をクリック

次へ

実用網平均計算に必要ない

ベクトルをはずします。

既知点間のベクトルは自動的に

無効となりますが、それ以外のベクトル

は手動で無効とする必要があります。

完了

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★実用網平均

平均図の通りに必要ないベクトルを左クリックしていきます。

(ベクトルが黒くなります。)

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★実用網平均

実用網 をクリック

実用平均計算を実行する

を選んだまま

次へ

RTK

全ての既知点を有効にする

にチェックを入れて

完了

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★実用網平均

固定値(N・E・U)

OK

終了

次へ

実用網平均計算が終わりました。

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★実用網平均

点検簿 をクリック

実用網平均計算が制限に入っているか確認を行います。

実用点検 をクリック

新点水平位置及び標高の標準偏差 が制限値内か確認

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★実用網平均

× でベクトルの画面に戻る

計算に使用していないベクトルは薄くなっています。

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★帳票出力

最後に 帳票出力 をクリック

計算は終わりです。

出力 から帳票を確認及び編集を行います。