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小学校5年理科向け動画「流れる水の働きと土地の変化」絵コンテ
S/C 内容
ACTION
画面
PICTURE
ナレーション/音
NARRATION & SOUND
時間
TIME
1-1 1:イントロダクション
キャラクター紹介
<4 年生動画との親和性>
NA:
やあ、ぼくは水さ
1-2 流域全体の俯瞰
NA:
僕がたくさん集まって流れている
ところ、それは「川」
日本中、どこでもみんなの身近に
ある。
1-3 水・稲・電気のイラスト
NA:
川は飲み水や食べ物、生活用品な
どを作るのに役立ってるんだ。
”
1-4 まっすぐに流れる河川を
水くんが眺めている
NA:
そして、川は自由きまま。
1-5 水くんがぐねぐね踊ると
河川もぐねぐね曲がりだす
上記①~③の順に流路が曲
がっていくアニメーション
淵(深い)の部分は色が濃く、
瀬(浅い)の部分は薄い。
NA:
土地を削ってグネグネ曲がった
り、
まっすぐにしても、すぐ曲がって
しまう。
2
1-6 蛇行した川に瀬と淵があり、
川の断面図で表現
アユやカワウなどの生物、ヨ
シ等の植物がいる
※淵の部分は色が濃く
瀬の部分は色が薄い
NA:
でもこうして、川に動きがあるこ
とで、色々な生き物が楽しく過ご
せるんだ。
1-7 川で遊ぶ人たち(ライフジャ
ケットを着用)と水くん
上流から下流にゆっくり流
れる。
NA:
ライフジャケットを着て川を流れ
ると、とっても気持ちがいいよ。
1-8 <タイトル>
NA:
今日は僕が流れたらどうなるかお
しえてあげるね。
00’50”
2-1 2:川の成り立ち
山の断面を横から見る。
雨が山頂に降り、
高い所から低い所へと流れ
ていく雨水と、地面に染み込
む雨水に分かれる。
NA:
雨がふると、雨水は高い所から低
いところへと流れていくか、
地面に染み込んで湧き水として流
れ出る。これらの水が集まって川
ができるんだよ。
”
2-2 <セグメントの概念①>
山~海を表現しつつ、上流・
中流・下流の紹介(本川部分)
水くんが上流(速い)~
下流(遅い)に流れる
NA:
上流の急なところは、流れが速く、
下流はゆるやかなので流れがゆっ
くり。
3
2-3 2-2 のカットつづき
時計が登場する。
水くんがまた流れ出し、時計
が回転する。
下流に到達するまでに時計
が4周ほどする。
NA:
上流の水が下流に到達するには
数日かかることがあるよ
2-4 流域の引き絵になる。
※イラスト差し替え
(本川と支川の関係)
小さな川~大きな川~海へ
と流れていく水くん
NA:
上流から下流まで次々と小さな川
が集まり、やがて大きな川となっ
て、海に注ぐんだ。
2-5 流域の範囲に点線が出て
「流域」というテロップが
登場する。
※イラスト差し替え
<時間スケールと流域の概念
①>
NA:
この降った雨の集まる大地の範囲
を「流域」と呼ぶよ。
じゃあ今度は川の働きを見てみよ
う。
01’39
3-1 3:流れる水の働き
削る・運ぶ・ためるの3種類
の水くんが逆光の中
立っている。
NA:
川の水は流れる速さや量によって
いろんな必殺技を持っているんだ
3-2 土砂(岩)を千烈脚で削る
水くん。
NA:
削る(KEZURU)
※上流・中流・下流でも削る力があ
る
3-3 土砂をラグビー風に運んだ
り、泳いで運ぶ水くん。
NA:
運ぶ(HAKOBU)
※上流・中流・下流でも運ぶ力があ
る
4
3-4 土砂がたまる水くん
※粒の小さい土砂は、上流か
ら河口まで運ばれる
※流れが速いから、上流は粒
の大きい土砂でも運べる
NA:
たまる(TAMARU)
※運ぶ力により、たまる土砂が異
なる。
※上流は大きな土砂がたまり(小
さな土砂はたくさん流される)、下
流は小さな土砂がたまる 01’57
3-5 川の断面を横から見る。
水中に以下の水くんがいる。
①砂を運ぶ(中くらいの粒)
②シルトを泳いで運ぶ(小さ
い粒)
③レキを置く(粒が大きい,
貯める)
④削る
NA:
流れる水の力で土地をけずって、
土砂を運んで、ためているんだ。
なので川には水だけでなく土砂も
一緒に流れているよ。
3-6 大きさが異なる土砂の説明。
小さくなるにつれ儚げな顔
をしている土砂。
(左から右の順)
① レキ ②砂 ③シルト
④粘土
NA:
川の水で運ばれる土砂は大きさに
よって呼び名が変わるんだ
3-7 <セグメントの概念② 2-2
の概念図と関連>
上流の説明。(河床の土砂の
粒は大きい)
水くんがバタフライで速く
川を流れる。水の中では土砂
を削り、砂:粒の中サイズを
運ぶ。粒の大きいレキを置
く。
NA:
上流は粒の大きいレキなどの土砂
がたまっている。川が急で、流れ
が速いから土地を削る力や土砂を
運ぶ力が強い!
※水は川の側面や川の底も削る
5
3-8 中流の説明。(河床の土砂の
粒はの大きさは普通)
※勾配ゆるく
※川幅少しひろめ、水深もう
少し深く
水くんが平泳ぎをして、中く
らいのスピードで川を流れ
る。
水の中では砂(中くらいの
粒)を置き、シルト(粒小さ
い)を運ぶ様子。
NA:
「中流」は少しゆるやかなので、
上流ほど流れは速くない。
だから上流から来た粒の大きい土
砂はたまるけど粒の小さい土砂は
どんどん下流に流れていくよ!
3-9 下流の説明。(河床の土砂の
粒は小さい)
※少しだけ勾配ゆるく
※川幅かなりひろめ、水深も
深く
水くんが犬かきをしてゆっ
くりと川を流れる。
水の中では(粒の小さい)土
砂をどんどんためる様子。
※極小の粘土は浮遊して流
れていく
NA:
「下流」は、水の流れは中流と比
べてゆるやか。
運ぶ量よりたまる量の方が多いの
で、上流、中流から流れて来た粒
の小さい土砂も次第にたまってい
く!
川でたまらなかった土砂は海に流
れるんだ
3-10 <土砂の堆積と土地の形成>
水くんが粒の小さな土砂を
ためていく。
NA:
川のゆるやかな平地になるところ
などでは、土砂が、長い年月でどん
どんたまっていく。すると…すご
い!
3-11 <氾濫平野等の形成>
NA:
何千年もかけ、洪水のたびに山か
らの土砂がたまり、こんな広い平
らな土地ができた!
6
3-12 扇状地と三角州が徐々にで
きあがっていく。
扇状地には果樹が、三角州に
は稲がはえている。
<粒の大きさと水のしみこ
み:4 年生との関連>
NA:
こうしてできた広い土地には「扇
状地」や「三角州」と呼ばれる場所
もあるよ。
※扇状地:礫が多く水はけが良い
※三角州:シルト・粘土が多く水は
けが悪い。
3-13 扇状地の説明(粒との関係と
恵み)
粒の大きい礫がたまる「扇状地」は
水はけがいいから果物や野菜を作
るのに最適!
3-14 三角州の説明(粒との関係と
恵み)
一方、粒の小さいシルトや粘土と
呼ばれる土砂の多い「三角州」は水
がしみこみにくくたまりやすい。
昔の人々が、水はけがよくなるよ
うにとっても工夫して田んぼなど
に使いやすいようにしたんだ!
03’54
3-15 家がポツポツと建つ。
雨が降り川の水位が上がる。
※川はグネグネと自由に動
く
(山すそだけに家が建ち、中
流部が氾濫する様子)
こうした恵みの多い広い土地に人
はどんどん住むようになったよ
でも、もともと川がつくった土地
だから、雨が降るとたまに溢れた
りするんだ
3-16 堤防が作られ、家もたくさん
建てられる。(都会になる)
(あまり「壁」っぽくない堤
防が下流部にでき、家やビル
が増える様子)
※川の流れは固定される
NA:
そこで、人は川が溢れないように
堤防を作り、さらに多くの人が川
の近くに住むようになったんだ!
でもね…
04’14
7
4-1 4:人間 VS 洪水
雨雲がやってきて、大雨が降
る。
※あまり「壁」っぽくない堤
防(逆おわん型等)
時計が回り、①の水が②のよ
うに上昇し、③であふれる
(時間経過と水位上昇の概
念)
NA:
雨がたくさ~んふると、川の水の
量が増えて、堤防すら越えてしま
うこともある…
4-2 水くん(洪水状態)が堤防を
壊す超える。
時計が回転する
※あまり「壁」っぽくない堤
防を水が乗り越える(堤防は
壊さない)
NA:
こうなると誰にも止められない…
4-3 水害の映像
国土交通省提供映像
04’30
4-4 テロップ
NA:
……突然ですが、ここで川の水ク
イズ!
4-5 テロップ
NA:
第1問
国土交通省提供映像
8
4-6 問題文。
小さな水路と大きな水路が
分割で出る。
NA:
小さな水路と大きな水路、上流で
同じ量の水を流した場合、どっち
が先にあふれるかな?
A 小さな水路 B 大きな水路
4-7 A がアテンションされる。
NA:
正解は A、小さな水路!
4-8
NA:
小さな水路は大きな水路に比べ
て、流せる水の量が少ないからこ
ぼれやすい。
川も同じで
4-9 小さな川と大きな川の断面
図。
小さな川がすぐに溢れてし
まう。
※川のそばにある、マンホー
ルが下から水圧で吹っ飛び、
水があふれるアニメーショ
ン(堤防は壊れない)
NA:
小さな川は流せる水の量が少ない
から、水位が上がりやすく、洪水に
なりやすいんだ。
4-10 4-9 のつづき。
大きな川の水位がゆっくり
と上がっていく。
NA:
逆に大きな川は、流せる水の量が
多いから水位は上がりにくいん
だ。
9
4-11 <内水氾濫>
本川と支川の両方の上流に
雨が降る様子
時計が回転する
※マンホールが飛んで、そこ
から水があふれる様子(堤防
からは水があふれない)
大きな川の水位が高く、小さ
な川からの水が流しきれな
い
NA:
川同士がつながっていても、小さ
な川で、流しきれない水が途中で
あふれてしまうこともあるよ。
4-12 <本川の氾濫>
上流の雨で、大きな川の水位
が上昇し、あふれる。
時計が回転する
本川の氾濫は被害が大きい
NA:
一方、大きな川は水の量が多い。だ
から、もしあふれてしまったら被
害はとても大きくなるから、気を
つけなきゃね。
05’46
4-12 テロップ
NA:
第2問
4-13 問題文。
川の上流が晴れ、
広めの支川の上流に雨が降
っている。
中州では釣りをする人(ライ
フジャケット着用)がいる
NA:
天気が良い日に、中州でおじさん
が釣りをしている。川の上流も晴
れているけれど、つながっている
別の川の上流は雨が降っている。
時間が経つとどうなる?
A そのまま B 中州が水没する
4-14 C がアテンションされる。
NA:
正解は B、(水が増えて)中州が
水没する。
10
4-15 別の川から水くんがどんど
ん流入していき、水位が上が
り、中州が無くなる。
時計が回転する
NA:
大きな川には、つながっている別
の川から水がどんどん流れ込んで
くる。
だから、今いる場所が晴れていて
もつながっている別の川の水位が
上がれば、
今いる川の水位も上がってしまう
ことがあるんだ。今いる場所が晴
れてても洪水になることがあるん
だね。
4-16 流域のスケールに拡大
時計が回転する
<流域の概念と時間経過に
よる水位上昇の概念>
※2-5 の流域のイメージに
洪水から身を守るためには、つな
がっている川の上流の雨の降り方
と、水は時間をかけて流れてくる
ことに気をつけよう。
06:51
5-1 川とともに生きる
水くんがカメラ目線で
語りかけてくる
NA:
あふれることもある川と生きてい
くためにはどうしたらいいかな?
流れる水の力を弱めようと、昔か
ら人々は
5-3 <水の制御① 河床掘削>
※カード風
川が掘られ、水くんが沈んで
く。
※川を掘る前の時の水位と
掘った後の水位を比較表現
NA:
川を掘ったり
11
5-4 <水の制御② 川の拡幅>
川が広げられ、2体の水くん
が引き離される。
※川を広げる前の時の水位
と広げた後の水位を比較表
現
NA:
広げたり
5-5 <水の制御③ 堤防の嵩上
げ>
高くなった堤防を水くんが
見上げている。
※堤防を高くする前の時の
水位と高くした後の水位を
比較表現
NA:
堤防を高くしたり、
※家が川のそばにあるため、川を
広げることができない(堤防を高
くするしかない)
5-6 <水の制御④ ダムや遊水
地>
ダムの絵
※水をためる前の時の水位
とためた後の水位を比較表
現
NA:
ダムや遊水池などに水をたくさん
貯めたり
5-7 <制御のまとめ・工学的発想
>
①~④のカードの他に、数枚
ほかのカードがある
(選択肢は多数あることを
イメージ)
カードが飛び散る
NA:
あの手この手で対抗している。
他にはどんな方法があるだろう?
5-9 <自分たちでもできること
>
※水の流れがあたる部分が
削れて決壊する
高台の学校に事前避難をす
る人々
最近は雨の降り方がどんどん強く
なってきているから、油断しない
で、土地の低い場所に住んでいる
人は高いところに逃げようね。
12
5-10-
1
今まで登場してきたキャラ
クターが勢ぞろい
水くんを中心に集まってい
る
背景にはカードが舞う
5-10-
2
水くんにズーム・イン
不敵な笑み(怖くない程度
に)
NA:
フフフ
5-11 クレジット
7’38”